【1】ベビーゲートの必要性
赤ちゃんの「もしも」に備える

ベビーゲートは必ず使わないとだめ、というわけではもちろんありません。ですが、あったほうが安全な場合が多いのではないでしょうか。例を挙げると、
1.階段のある家
赤ちゃんや小さな子どもは、階段が大好きな子が多いですよね。まだまだ登れないだろう、と思っていても、案外すぐに上手によじ登れるようになっていたりします。たとえ数段でも落ちてしまったら一大事ですね。
2.マンション等のベランダ
転落事故の防止はもちろん、ママがベランダに出ている時に子どもに窓の鍵を締められる「締め出し」もなくはありません。
3.カウンターキッチンなど、火のある方へ行きやすい構造の家
キッチンにはコンロの他にも、包丁や生ごみなど、赤ちゃんに触らせたくないものがいっぱいです。
いずれも、「もしもの事故」が起きてしまった時は、かなり危険なものになってしまいます。何かあってからでは遅いので、できることはあらかじめ予防しておきたいですね。
【2】ベビーゲートを選ぶポイント
2つのタイプがあります

それでは、ベビーゲートにはどんなものがあるのでしょうか?まずは大きく分けてふたつのタイプがあります。ひとつは、「扉がついている開閉タイプ」。もうひとつは「大人はまたぐタイプ」です。
キッチンなど、大人がよく通ることが多い場所は、扉タイプのほうが便利。逆に、窓やベランダ、玄関など、1日の中でそんなに通ることがない場所は、またぐタイプでいいかもしれませんね。
また、取り付け方も数種類あります。
1.置くだけの自立タイプ
こちらはまたぐタイプが多いですね。幅広くガードできるのがメリットです。
2.つっぱり棒タイプ
こちらはまたぐタイプも、扉タイプのものもあります。左右につっぱるタイプと、上下につっぱるタイプがあります。壁に傷つけることなく、頑丈に設置できますね。
3.壁や柱に金具でとめるタイプ
こちらも、またぐタイプも扉タイプもあります。ネジ留めなどをする必要があるので、材質はチェックが必要です。賃貸住宅にはちょっと厳しいかもしれませんね。
お住まいの環境や動線を考慮し、ご家族みなさんでどのタイプが使いやすいかを話し合って、選んでくださいね。
置くだけタイプのベビーガード
日本育児 おくだけとおせんぼ

それでは、タイプ別におすすめのベビーガードをご紹介します。まずはじめは、日本育児から発売されている「おくだけとおせんぼ」です。
こちらの商品は置きたい場所にポンッと置くだけで手軽なのがいちばんの魅力ですね。
もし子どもが近づいても、下のセーフティプレートに乗ることになるので、自分の体重がおもしになって倒れないようになっています。使わない時は折りたたんで収納しておけるのも便利ですね。
【商品詳細】
[幅]約77~95x奥行き65x高さ60cm(展開時)、スタンド折り畳み可
[対象年齢]6ヶ月~満2歳まで
[本体サイズ]約幅7795×奥行き65×高さ60(cm)
[素材]パイプ:スチール、ネット:ポリエステル・ナイロン
[参考価格]8,563円
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日本育児 キッズパーテーション

続いては、こちらも日本育児から発売されている「キッズパーテーション」です。特徴はかなりの幅をカバーしてくれることと、直線だけではなくコーナーをつくれる点ですね。
触ってほしくないテレビや、冬のストーブなどを囲ってガードすることもできますし、リビングの一角をこちらで仕切ってキッズコーナーを作ったりもできます。
パネルの枚数で長さを調節できるので、自由度の高い商品です。
[幅]最少147cm最大361cm(※角度をつけて幅調節可)、自立式
[対象年齢]6ヶ月~24ヶ月
[セット内容・付属品]本体パネル3枚(標準パネル2枚、扉パネル1枚)、ジョイントパネル4枚、サイドパネル2枚、スタンド2個
[本体サイズ]本体パネル:W83.5×D3.5×H61cmジョイント:W26×D3.5×H56cm
[参考価格]19,274円
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扉タイプのベビーガード
リッチェル 木のオートロックゲート

続いては扉で開閉するタイプをご紹介します。まずは、リッチェルより発売されている「木のオートロック」です。左右につっぱりで取り付けるタイプで、ゴム製ですので柱や壁に傷をつけません。
扉は前後どちらにも動き、90度開くと開放状態でキープできるようになっています。
オートクローズとオートロックドアになっており、ドアを開いて手を離すと自動的に閉まり、上下2ヵ所で施錠されるので、閉め忘れを防げます。ベージュとダークブラウンの2色です。
[対象年齢]6カ月頃~24カ月頃まで
[取り付け幅]/69~86cm
[サイズ]69~86×5×83H(cm)
[製品重量]6.5kg
[材質]天然木、スチール
[参考価格]11,861円
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コンビ ハンズフリーゲート

続いてご紹介するのは、コンビより発売されている「ハンズフリーゲート」です。
扉タイプはほとんどのものが手でロックを解除しながら開けるタイプですが、こちらはレバーを軽く押すだけで開けることができるので、両手に洗濯物や荷物を持っている場合にとても便利ですね。
扉は前後に開くタイプで、通り抜けた後は自動で閉まるので、締め忘れの心配がありません。
[取り付け幅]69~84cm※拡張フレーム(別売り)を利用すれば最大105cmまで取り付け可能。
[対象年齢]新生児〜24カ月以内
[サイズ]W690~840×D85×H1183mm
[参考価格]10,309円
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日本育児 木製ゲイト・バリアフリー

日本育児より発売されている「木製ゲイト・バリアフリー」です。こちらはつっぱりで取り付けるのではなく、壁や柱にビス留めして設置するタイプです。
つっぱりタイプとは違い、ゲートの足元がすっきりするのがメリットです。段差がないのでバリアフリーで、つまずく心配もないですし、掃除もしやすいですね。階段の下だけではなく上にも設置できます。
[取り付け幅]76.3cm~112cm×78cm
[対象年齢]6ヶ月~満2歳
[素材]パイン材・ナイロン・スチール
[参考価格]9,104 円
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まとめ
以上、ベビーガードについての説明と、おすすめ商品を5点ご紹介しました。必ずおうちのサイズ、壁や柱の材質を確認してからご検討くださいね。
赤ちゃんや小さな子どもの動きは本当に予測不能です。ぜひこれらのセーフティーグッズを利用して、不慮の事故などが起こらないよう、子どもを守ってあげたいですね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。