目次
我が家で実践しているスタンプシステムをご紹介します
まずは、ルール決めから

スタンプシステムは、我が家で行っている子育て方法のひとつです。
基本的な考え方としては、
・良い行動をするとスタンプがもらえる
・悪い行動をするとスタンプがもらえない
という仕組みです。
良い行動というのは、例えばきちんと座って食べるとか、毎日歯磨き・仕上げ磨きをするなど、生活の上で守ってほしい、いわば親子間の約束やルールです。
また、悪い行動とは、これまでに子どもにダメな行動だと注意しても、同じことを繰り返した場合を主に指します。
大人から見て悪い行動でも、子どもは、親から「それは悪いことだ」と教えてもらっていなければ、悪いとは分かりません。
自分で判断するのはまだ難しい年齢なので、はじめに親子で話し合いながらルールを決めておくことが大切です。
スタンプの使い方
我が家の場合は、スタンプが10個貯まったら新しく絵本やおもちゃなどをあげると約束しています。一方で、何回も悪いことをしたり、あまりに目にあまる行為が見られた日には、スタンプを0する日もあります。
そう言うと、しょっちゅう何かあげてるように聞こえるかもしれませんが、そんなこともありません。
本当に悪いことをしたり、言うことを聞かない場合は、スタンプ無しのうえ、絵本やおもちゃを没収する場合もあります。その場合は、スタンプが10個たまったら、没収された絵本やおもちゃを返却するというルールにしています。
楽しく継続するために!スタンプシステムのコツ
1.わかりやすいルールを決める
家族のルールや約束事は、今のお子さんの成長に合わせて、無理のない範囲で決めてみましょう。
その家、それぞれで環境や価値観が異なりますが、お友達の家に招かれると、おやつの時や遊ぶ時など我が家と違った約束ごとがあり、感心することもあります。
お友達の家の「いいな」と思ったルールをまねしてみるのもいいかもしれません。
2.ごほうびは子どもと決める
ごほうびに物を買い与えるのは、なるべくなら避けたいという方もいらっしゃると思います。
そんな時は、体験をプレゼントしてみてはいかがですか?
例えば、生き物好きのお子さんには、
・スタンプ100個で、水族館(普段行かない遠方の水族館など)
・スタンプ200個で、イルカタッチの体験
・スタンプ500個で、沖縄でシュノーケルで海中散歩
というように、お子さんの興味に関連づけたおでかけ先を具体的に決めるのも1つのアイデアです。
最終的には、「スタンプ1,000個で、ハワイ旅行」なんていう夢も入れると、親子で楽しんで取り組めるかもしれません。
ごほうびの内容や体験、行ってみたい場所などはお子さんの希望を聞き、可能な範囲で取り入れてみましょう。
遊び感覚で楽しみながら目標やご褒美を一緒に作ると、子どもも真剣に取り組むようになるかもしれませんよ。
スタンプシステムをやってよかったこと
スタンプシステムに慣れてくると、子どもは本当に良いことと悪いことの区別がハッキリわかるようになりました。
良いことをしたらスタンプがもらえるから、また良いことをしようと心がけてくれるようになってきたことは、私にとってもうれしい発見でした。
スタンプが増えていくのが目に見えることで、子ども自身が楽しんでくれています。悪いことをしたらスタンプがもらえないから何がダメだったか反省し、子ども自身が次から気をつけるようになりました。
人は目標があるとそれに向けて頑張れます。子どもも同じように、スタンプを集めることを目標とすることで、やる気につながったようです。
いくつ貯まったか、一緒に数を数えることで数字の読み上げの練習にもなるので、自然と数も覚えてくれることでしょう。
まとめ
スタンプシステムを始めてから、1年以上たつ今も我が家では続けています。今でもスタンプをもらえることを喜んでくれます。
それ以上に良いことと悪いことの区別がハッキリつくようになりました。親子間のルールも守れる回数が増えると、親も必要以上にイライラしたり、感情的に叱る回数が自然と減ってくるのでお互いにとって良いですよ。
もし、よかったら皆さんの家庭でもこのスタンプシステムを試してみてくださいね。スタンプシステムは、あくまでも我が家のやり方です。
ノートじゃなくても、ポイントカードのように表や、マス目にスタンプを押すのも分かりやすいですね。
スタンプは親が管理し、スタンプを押す時だけお子さんに押してもらってもやる気が出るかもしれませんね。
もちろん、スタンプじゃなくても、好きなキャラクターのシールなどを使ってもGood!! 親子で楽しく取り組めるようなしくみを一緒に考えてもいいと思います。
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