小学校の「入学祝い」お返しは必要？相場や時期を詳しく解説！

入学祝いを「内祝い」としてお返ししなくてはいけないのでは？と思ってしまいますよね。でも実は必要はないんです！！

内祝いの本来の意味は『おめでたい事があったので親戚で集まり、喜び品をおすそ分けして一緒に祝っていただく』ということ。

結婚や出産、入学など節目のお祝いごとがある時に先に相手に贈るものなのです。そして入学祝いをもらう本人は、収入もなく自分でお返しできない子どものため、お返しはしなくてもいいんです。

ただし実際はというと…この線引きがとてもあやふやなのですが、多少なりと気持ち程度のお返しはしておいた方が無難であるとのことでお返しをするかたが多いようです。

お返しをする場合はどうすれば良いの？

自分の子と年が近い子どもがいる友人などから頂いた場合は、その場で返さず、相手の子どもの入学時にお祝いを贈ればOKです。

両家の両親からランドセルや現金などしっかり頂いた場合は、やんわりお返しを送ることがベターとされています。またお返しとして、現金・商品券・お菓子などを贈られる方が多いようです。

なにより贈っていただいた方に子どもが直接お礼を伝えるのが最も重要とされています。

これらに関しては地域差があります。上記のことを頭にいれつつ、周りのママ友などに聞いて情報収集してみてくださいね。

お祝い事のお返しは基本的には頂いた額の半額から3分の1が相場とされています。例えば、10,000円の入学祝いでしたら3,000～5,000円のお返しが相場として考えられます。

では立場的にはどのような物を贈ればいいのでしょうか？まず上司から頂いた場合、食べ物、お菓子、コーヒーなど一般的に好かれるような食べ物や商品を贈るといいでしょう。

友人から頂いた場合はお菓子も鉄板ですがタオルや洗剤などの日常の消耗品も喜ばれます。親しい友人こそ、友人好みのプレゼントをそのままお返しとして贈ってもいいでしょう。

では祖父母の場合はどうでしょう？近しいがゆえ、『お返しなんていらないよ！』の言葉に甘えてしまいたくなるところです。

がやんわりお返しをすることが大事ですので孫からのお礼はもちろん3分の1以下がやんわり感に近いお返しになるのではないでしょうか。

またモノではなく、旅行に一緒にいったり、食事会に招待したりといった孫と過ごすプレゼントも喜ばれますよ！

入学祝のお返しを送る時期は目安として入学式が終わった後が良いようです。入学式後から翌月の上旬までが基本とされていますが、遅くても1か月以内には送りましょう。

また遠方の親戚がいる場合ですとお正月などに早くも入学祝を頂く場合があります。この時には必ずしも入学式を待たず1か月以内にお返しを送りましょう。

基本的に入学式を待たずしてお返しを送る方もいますが、これは失礼にあたらないようなので時期としてはあまり気にする必要はなさそうです。

『頂いてからの1か月以内』ということをしっかり押さえておきましょう！

のし袋の選び方

入学祝のお返しののし袋は水引が蝶結びのものが基本となっています。蝶結びののし紙は『お祝いが何度あっても良いもの』を使います。

注意すべき点は水引が結び切りののし袋は結婚式などで使われますが、これは『二度目がないようなもの』に使われますので結び切りは使わないように区別しておきましょう。

のし袋の書き方

まずのし紙の水引の上の部分（表書き）に『内祝い』と書きます。その下には自分の子どもの名前をかきます。

小学校の入学祝のお返しの場合はフルネームで書くといいですが、もちろん下の名前だけでも可愛らしい雰囲気がでるのでＯＫです！

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