目次
ヒップシートって?
抱っこひもとの違いは?

抱っこひもとヒップシートの違いは、腰の部分です。ヒップシートには腰ベルトにウエストポーチのような台座がついているので、赤ちゃんをその台座に座らせるようにして使います。
赤ちゃんが大きくなってくると、支える位置が下がってきて腰や肩への負担がどんどん大きくなってきてしまいますが、ヒップシートは台座部分でしっかりと赤ちゃんを支えるので重さを分散させ、体への負担を軽減してくれます。
いつからいつまで使えるの?
ヒップシートのタイプや商品にもよりますが、対象月齢が腰がすわった頃(6~7ヶ月)のものが多いようです。
抱っこひもタイプや横抱きで使用できるタイプでは新生児から使えるものもあります。
使用期間は、体重が15~20kg位まで、36~48ヶ月頃までが対象のものが多く、自分で歩きたがる頃からは抱っこひもよりさっと抱けるヒップシートが便利に使えますよ。
ヒップシートの種類
ヒップシートには3種類あります。種類によって機能性や重さ、使い方、対応年齢が違ってくるので、赤ちゃんや使うママパパに合ったタイプを選んでみましょう。
腰巻タイプ

ウエストポーチのように、腰ベルトに台座が付いたヒップシートです。腰がすわってから使用可能なものがほとんどです。
赤ちゃんは台座の上に座るだけなので、手でしっかりと支えていないとけませんが、乗せ降ろしの手間がないのが大きなポイントです。
収納力のあるポケットが付いているものも多いので、そのままウエストポートとしても使えます。
肩ベルト付き

台座付き腰ベルトに、肩ベルトが付いているタイプです。腰巻タイプと同じように台座に座った赤ちゃんの体全体を手で支えて使用しますが、肩ベルトがある分、腰への負担を減らせます。
乗せ降ろしも比較的簡単。赤ちゃんの落下防止ベルトが付いているモデルも多く、商品によっては首すわり後から使えます。
抱っこひもタイプ(ヒップシートキャリア)

エルゴなどの抱っこひものように、赤ちゃんの体全体を布で支えることができるヒップシートです。ショルダーベルトがある分、赤ちゃんの体重を分散してくれます。
1番のポイントは両手があくので、買い物の時や家事をする時にも便利に使える事。
他にもおんぶをしたり、抱っこひも部分を取り外し、ヒップシート単体として使えたりと状況や月齢に合わせて使い分けができるタイプもありますよ。
ヒップシートのメリット・デメリット
●子どもの乗せおろしが楽
歩き始めの子どもとのおでかけは特に、歩く!抱っこ!の連続。ちょっと歩いたかと思うと、抱っこと戻ってくる、そのたびに抱っこひもをつけて外して…とするのは大変。そんな時にもさっと乗せるだけのヒップシートが大活躍しますよ。
●クッション性のある太い腰ベルトで腰&肩の負担が軽減
腰ベルト(ウエストベルト)が抱っこひものものより幅が広く、赤ちゃんの体重を太い腰ベルト全体で支えるので、腰や肩の負担が少なく抱っこがラクにできます。
●台座(シート部分)があるからバツグンの安定感
台座は軽量ながらしっかり腰ベルトに固定されているため、安定して座れます。また、足も自然なかたちで降ろせるので、抱っこひものように足を開きすぎることもなし。口コミでも、足がつらくなさそうという意見もありますよ。
●収納が豊富なタイプも
ヒップシートの台座部分が収納になっているものがあります。収納豊富なモデルならおむつやおしりふき、財布などを入れて、さっとおでかけすることも可能です。
●横抱きやおんぶ、授乳にも
横抱きできるタイプは、授乳にも便利な高さになります。外出中、授乳クッションとしても重宝しますよ。
ヒップシートのデメリットは?
●思ったよりもかさばる
ヒップシートは台座の部分があり意外とコンパクトになりません。持ち運びを考えた場合、ウエストポーチのように使える収納豊富なタイプや折りたためるタイプを選ぶと使いやすいのでおすすめです。
●子どもの体を手で支える必要あり
抱っこひもタイプ以外は台座に乗っている子どもの体をしっかりと支える必要があります。手を離して良いわけではありませんが、安全ベルトがついているタイプを選ぶのもおすすめです。
●音が大きい面ファスナータイプ
面ファスナーなどで腰ベルトを固定するタイプはしっかり腰に巻けるので、体も楽になる一方、それを外す時は面ファスナー特有の大きな音がしてしまいます。
眠ってしまった赤ちゃんが腰ベルトを外す音で、子どもが起きてしまう!という口コミも見かけるので、面ファスナータイプか、バックルタイプにするかも検討してみると良いですよ。
●座りづらい!足を圧迫する
ヒップシートの腰ベルトは、普通の抱っこひもより太めになっているため装着した状態で座ろうとすると、ももの部分にヒップシートが当たる方もいるようです。
慣れれば大丈夫!という口コミもありますが、座る時は、腰ベルトをズラしてから座るなどの工夫が必要かもしれません。
ヒップシートがあたって痛い時の対処法
とっても便利なヒップシートですが、「太いベルトが腰に食い込む」「骨盤にベルトが当たって痛い」なんて口コミも見られます。
まずは説明書を見て、
・正しい位置で取り付けられているか
・使用時間の長さや子どもの体重は適切か
を確認してみましょう。
ベルトは、子どもの体重でゆるむこともあります。子どもが乗った後にゆるみ、正しい位置でベルトがキープされていないために食い込んで痛むことがあるからです。
また使用が長時間に及んだり、年齢はOKでも体重オーバーのまま使ったりしていると、やはり体に負担がかかってしまいます。負担がかからない使い方を探してみてくださいね。
ヒップシートの選び方
使用期間やシーンを考えて
まだ抱っこひもを持っていないのなら、抱っこひもタイプを検討してみると良いでしょう。抱っこひもタイプはほはじめのころは抱っこひもとして使用し、歩き始め、活発に行動するようになってきた頃には腰巻タイプとして使えるので、使用期間も長めです。
すでに抱っこひもを持っていて、サブとしてつかうのなら、腰巻きタイプや肩ベルトタイプの方が使い勝手が良いかもしれません。
またおでかけのメインで長時間なら抱っこひもタイプの方が体への負担も少なくおすすめですが、ちょっとの移動だけなら腰巻タイプでも十分。
どこで、どんなシーンで使うのかを想像してタイプを選んでみると良いですよ。
安全性や機能性をチェック
何よりも大事なのは安全面です。特に赤ちゃんが座る台座がしっかりとしているか、腰ベルトの部分は外れにくくなっているかはチェックが必要です。
実物が確認できない場合は、すでに購入された方の口コミを参考にしてみるのも良いですよ。
また便利に使い方は収納力があるタイプや、持ち運びに便利なコンパクトにたためるタイプ、暑い日でも蒸れにくいメッシュ素材など欲しい機能があるかどうかもチェックです。
洗濯やお手入れの仕方
子どものよだれや吐き戻しなど、ヒップシートの汚れが気になりますよね。手洗いができるタイプなら衛生的に使えます。
汚れたらさっとふき取れる素材ならお手入れも簡単ですね。洗濯ができるか、普段のお手入れの方法もあわせてチェックしておくと良いですよ。
腰巻きタイプのおすすめ
POLBAN ADVANCE(ポルバンアドバンス)|ラッキー工業

日本の抱っこひもメーカーであるラッキー工業が、ママ達の声を聞いて企画開発されたヒップシートです。違和感のないサイズや装着の手軽さ、負担分散などにこだわって作られています。
台座には軽量の発泡スチロールを使用し、座面は滑り止めとずり落ち防止クッション付き。ウエストポーチとしても使いやすく、荷物もたっぷりと入ります。
別売りでシングルショルダーやダブルショルダーを取り付けることもできますよ。
商品情報
*参考価格:¥13,500*対象年齢:7ヶ月 ~ 36ヶ月
口コミ


たためるヒップシートDaG1(ダッグ1) |TeLasbaby(テラスベビー)

首がすわった3ヶ月ごろから使える、テラスベビーのヒップシート。3ヶ月ごろは横抱き、腰がすわった7ヶ月ごろから対面抱きや腰抱きが可能になります。
このテラスベビーの最大の特徴は、なんと言っても折りたためること。台座部分のファスナーを開け、折りたたみます。腰ベルトをまとめるベルトもあるので、しっかりコンパクトに。
台座自体が薄くなるため、バッグの中に入れてもかさばらないほどの薄さです。また、このシリーズには、収納力たっぷりなウエストポーチ付きやショルダーバッグ付き、マザーズバッグ付きまでありますよ。
商品情報
*参考価格:¥7,000*対象年齢:3ヶ月~3歳
口コミ


ヒップシート|Angelcare

対面抱き、前向き抱き、腰抱き、横抱きと4種類の抱き方ができます。台座の部分は発泡スチロールのため軽量で持ち運びもとっても楽ちん!荷物が多くなりがちな赤ちゃんとのおでかけにうれしいですよね。
赤ちゃんが座る部分は、滑り止め付きで安定して座れます。おなかに当たる部分には3cmのクッション入り。抱っこしていても、ママやパパのおなかが痛くなることもありません。購入日から90日間保証付きなのも安心です。
商品情報
*参考価格:¥3,980*対象年齢:0歳3ヶ月~3歳
口コミ


Plaisiureux ヒップシート

3か所に収納ポケットが付いている、収納力抜群なヒップシート。これ一つで赤ちゃんのおでかけに必要なものはすべて持ち運べます。
ウエストベルトはファスナーとバックルの2重止めでずり落ちにくく、調整も簡単なので、ママパパ共用にも便利に使えますよ。
商品情報
*参考価格:¥2,200*対象年齢:3ヶ月~36ヶ月まで
口コミ


ルイクレ チクトク ヒップシート|DAIICHI

ワンタッチで台座を広げたり、たたんだりできるヒップシートです。ナイロン素材で軽く、コンパクトになるので、荷物が多くなりがちなおでかけ時にも重宝します。
スタイリッシュなカラーも魅力。中性洗剤で手洗いも可能なので、衛生的に使えますよ。
商品情報
*参考価格:¥9,580*対象年齢:0~36ヶ月
口コミ


肩ベルトタイプのおすすめ
Lauce(ラウチェ)ヒップシート

対面抱っこ、横抱っこ、前向き抱っこ、腰抱っこ(ななめ抱っこ)と状況に合わせて使用可能なヒップシートで、肩ベルトの着脱も簡単。
人間工学設計を採用し、ホルムアルデヒド検査や国際安全基準(ASTM)、耐荷重検査など安全規格にも合格しているので安心して使用できます。
商品情報
*対象年齢:3ヶ月~36ヶ月ころまで*参考価格:¥2,980
口コミ


ケラッタ 3wayヒップシート|

ストラップのかけ方を替えて3wayで使えるヒップシートです。肩ストラップと腰ベルトの部分にはパッドが入っているので、肩や腰の負担を軽減してくれます。
シートについている30度の傾斜は、赤ちゃんが体を傾けても倒れにくい設計で安心。正面には大容量のポーチとサイドにもポケットが付いているので、手ぶらでお散歩にも行けますよ。
商品情報
*対象年齢:3ヶ月~*参考価格:¥2,280
口コミ


Coperta ヒップシート

保育士が推奨するヒップシートで、肩、腰、お腹の3点でしっかりと支えて負担を軽減します。落下防止ベルト付きで赤ちゃんの体をしっかりとサポートしてくれますよ。
耐荷重試験もクリアした品質と、日本人スタッフが365日対応のラインサポートもあるので安心して使用できます。
商品情報
*対象年齢:腰がすわってから~36ヶ月頃まで*参考価格:¥2,999
口コミ


抱っこひもタイプ(ヒップシートキャリア)のおすすめ
NO5 neo (ナンバーファイブ ネオ)|POGNAE (ポグネー)
![【日本正規取扱商品】POGNAE (ポグネー) NO5 neo (ナンバーファイブ ネオ) ヒップシートキャリア 抱っこひも [日本正規品保証付] / PG-NO5-NEO デニムグレー,ヒップシート,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/773033.jpg)
パパも使えるスタイリッシュなデザインも魅力のポグネー。防水加工されている生地で汚れや摩擦に強く、傷も目立ちにくくなっています。
腰ベルトの部分にはサイレントファスナーを採用しているので、寝てしまった赤ちゃんを起こさずお布団に連れていけますよ。
商品情報
*対象年齢:1ヶ月 ~36ヶ月*参考価格:¥24,246
口コミ


MIRACLE(ミラクル)|i-angel(アイエンジェル)
![i-angel(アイエンジェル) 抱っこひも 前向き抱き おんぶ [日本正規品保証付] MIRACLE メランジネイビー 0か月~ IA-124-MN-A-JP,ヒップシート,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/773034.jpg)
世界21ヶ国で愛用されているヒップシートキャリア。計算された台座の形状で装着した時の腹部の圧迫感の軽減を実現しています。
別売りのNewborn PAD(新生児パッド)を使用すれば、首すわり前の赤ちゃんを抱っこすることもできますよ。
商品情報
*対象年齢:4ヶ月 (0ヶ月)~ 48ヶ月ごろ*参考価格:¥15,290
口コミ


6Way 大容量シークレットポケット付 ヒップシートキャリア|SINBII(シンビアイ)
![NEW シンビアイ 6Way 大容量シークレットポケット付 ヒップシートキャリア[抱っこ紐/抱っこひも/ヒップシート] (シルバーグレー),ヒップシート,](https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/image.cozre.jp/magazine/post/773035.jpg)
台座部分に樹脂を使用しており、衝撃吸収能力や弾力性に優れたヒップシートキャリアです。腰ベルトはクロックスにも使用されているEVAフォームという型崩れしにくい素材で、しっかり腰が固定されます。
大容量の収納スペースにはおむつやおしりふき、スマホなどもしまえますよ。ヒップシートを使わない時のための収納バッグも付いています。
商品情報
*対象年齢:新生児~約36ヶ月(首がすわるまではヒップシート単体で横抱き使用)*参考価格:¥19,030
口コミ

6way たためるヒップシート|Bebamour(ベビーアムール)

航空機に使われるほど丈夫で軽量のアルミ製フレームが使用されたシート部分はパタンと折りたためてコンパクトになるので持ち運びにも便利です。
台座部分が収納になっているだけでなく、サイドにポシェットもあり、収納力は抜群。腰ベルトがバックルタイプなので、着けたり外したりも簡単ですよ。
商品情報
*対象年齢:0~36ヶ月*参考価格:¥6,882
口コミ


BELK-S(ベルクS)|BABY&Me(ベビーアンドミー)

体に沿う自然なカーブや自然な厚みの肩ベルトと、調整ファスナーで体格の違うママとパパでも調整が簡単な腰ベルトで、快適に抱っこの負担を減らすことを追求したヒップシートキャリアです。
全面滑り止め仕様の座面、収納力のあるウエストポーチ、生活防水仕様の生地と機能性も充分。同シリーズで新生児から使えるモデルもあります。
商品情報
*対象年齢:4ヶ月~36ヶ月*参考価格:¥27,500
まとめ
ベビーとのおでかけがもっと楽しく、もっと楽になるヒップシート。初めて抱っこひもを買うママパパも、2代目を迷い中のママパパも、選択肢の一つに、ヒップシートを入れてみてはいかがでしょうか?
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。