【なすの種類別調理方法(1)】白い長なす・下町美人
美白でほっそりうらやましいなす

一瞬大根?と見間違えるほどの、白くて細長い、美しいなすは白い長なす、下町美人という名前で呼ばれているそうです。
果肉もきめ細やかで、加熱するとフワフワの食感になるそうです。
せっかくなので、この白さをキープしたまま食卓に上げて、家族を驚かせたいですよね。
ポイントは、切ったらすぐに塩水につけておくこと。アクによって変色するのを抑えることができるそうです。
炒める場合は一度素揚げしてからが良いでしょう。揚げびだしや煮物、汁物なら、白だしを使えば色が変わらず綺麗に仕上がります。もちろん、そのまま天ぷらにするのもおすすめです。
一見するとなすとはわからないのを利用して、お子さんの食わず嫌いを直すのにも一役かってくれそうですよね。
皮は硬いのでしま模様に切るか取り除き、一口大にカットして調理しましょう。
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【なすの種類別調理方法(2)】米なす
アメリカ生まれの日本育ち

アメリカ産の、大きな丸い「ブラックビューティー」という品種のなすを、日本で改良したものがこの米なすという品種です。
読み方は「こめなす」ではなく、「べいなす」と読みます。
米なすは、へただけでなく茎も葉脈も緑色をしています。日本で露地栽培されているなすは、多くが全体的に黒いので、そこも大きな違いと言えますね。
煮崩れしにくいのが特長で、しっかりなすを食べた感が味わえる、主役になれるなすです。
煮物や焼き物、揚げ物や田楽などがおすすめ。縦半分に切った米なすの断面に格子状に切れ目を入れたら、素揚げして肉味噌をかけるか、味噌マヨソースを塗ってトースターで5分焼くかしてみてください。
なす嫌いな子どもでもこれだけはパクパク食べる、と評判のレシピです。
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【なすの種類別調理方法(3)】トロなす
食感と味わいがまさに「トロ」!

「ヒルナンデス!」でも紹介された、なんとも珍しい名前の「トロなす」。
口の中でとろけてしまうなめらかな食感と、お寿司のトロのような濃厚な味わいをもつことから、この名前がついたと言われているそうです。
おすすめの食べ方は、トロなすのステーキ。2センチ厚に縦にスライスし、両面をオリーブオイルでしっかりと焼きましょう。
たれはかつおぶし+しょうゆ、天つゆ、ポン酢など、お好みで。どんな味でも超美味しいくいただけます。
オイルをバターに替えて、バターしょうゆで食べても間違いないそうです!
トロトロのなすは噛まなくてもいいほど柔らかいので、まだ歯がない赤ちゃんのための離乳食にもいいですよね。
ただトロなすは皮が硬い白なすの系統なので、皮は取り除いて果肉の部分だけをあげましょう。
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