【2】七五三でお祝いする年齢
【3】七五三のお参りの時期
【3-1】11月15日が一般的

七五三のお祝いをする日程は、11月15日が一般的です。
参拝方法として、お住まいの地域の神社やお寺に参拝し、お祓いを受けます。
ですが、必ずしも11月15日に参拝しなければならいという決まりはなく、最近では10月から11月の気候のいい時、ご家族やご親族の予定が合う縁起のいい日程に行うという場合も多くなっているようです。
なぜ11月15日なのかというのは諸説があり、以下のような説があるそうです。
・江戸時代の五代将軍、徳川綱吉の子どもの徳松が3歳の時に髪置の儀を行ったのが11月15日で、その日程が定着したから
・中国から伝えられた「二十八宿」という歴をもとにすると11月15日が「鬼宿日」の日程にあたり、万事進むに大吉と言われる最も良い日程であったことから
・農作業が一段落し、1年の収穫を祝う「収穫祭」を11月の満月の日に行う週間があり、氏神への収穫の感謝を兼ねたことから
・旧暦で1番最初の月の満月の日とされていて、神様に子どもの成長と感謝とこれからの幸せ願ったことから
・「七五三」の数字を全部足すと15になるから
どの説が由来か、というのははっきりとしていないようですが、諸説見るだけでも興味深いですね。
【3-2】今年度の七五三のお参りにおすすめの日程
今年度、七五三のお参りに適した、六曜で縁起のいい日取り「大安」の日程は以下の通りです。
2015年
【10月】
・10日(土)
・15日(木)
・21日(水)
・27日(火)
【11月】
・2日(月)
・8日(日)
・13日(金)
・19日(木)
・25日(水)
上記以外でも、「先負」では午後から、「赤口」では正午に参拝するなど、時間帯によって吉となる場合もあるので、ご家族のご都合や気候の良い時を決めて参拝してもいいですね。
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【3-3】七五三のお参りの混雑しそうな日程は?
七五三のお参りで混雑しそうなのは、お祝いに招待する方々のことを考えると、大安の土日祝日が混雑します。
今年度の混雑予想は以下の通りです。
【2015年】
・11月8日(日)
七五三のお参りの時期で、大安の日曜日であり混雑が予想されます。
・11月14日(土)
六曜では「赤口」で正午から前後1時間であれば吉とされているため、飲食店等は混みあうことが予想されます。
・11月15日(日)
六曜では「先勝」ですが、午前中が吉とされているので、午前中から参拝される方で混雑することが予想されます。
また、11月21日(土・先勝)、11月22日(日・友引)、11月23日(月祝日・先負)は3連休となることから、この日にお参りをする方も多いと予想されています。
【4】七五三の地域ごとの特色とは?
【4-2】関西地方の七五三

関西地方では、祝詞をあげず、神社へ行きお賽銭をあげるだけの普通のお参りをし、終わりに千歳飴を購入して帰るというスタイルが多いようです。
理由として、江戸時代に始まったとされている七五三は関東地方を中心にお祝いされており、関西地方でお祝いされるようになったのが昭和に入ってからのためと言われているそうです。
また、ご祈祷をしてもらうときの祝儀袋の水引も、関東地方の蝶結びに対し、鮑結びが主流となっているところが多いそうです。
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【5】七五三でもらう「千歳飴」の由来や意味は?
まとめ
七五三の由来やお祝いの方法などをご紹介しました。
古くから伝わっている子どもの伝統的なお祝いを、改めてどんな由来なのかというものを知った上で、子どもの長寿と健康を祈ってご家族たちでお祝いしてあげてみてはいかがでしょうか。
普段とちょっと違った子どもが主役のお祝いをみんなで楽しくお祝いできるといいですね。
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