【1】十和田市現代美術館|十和田市
現代美術の巨匠、草間彌生、ロン・ミュエクの作品が鑑賞できる

十和田市の官庁街通りにある現代美術館。「Arts Towada」計画に取り組む一環として作られた美術館では、現代美術の作品を見ることができます。
館内だけでなく、館外にもアート作品があります。西沢 立衛(にしざわ りゅうえ)さんの建築は、白いすっきりとした外観で遠くからも目立ちますよ。
子どもでも遊べる理由

十和田市現代美術館の道路を挟んで向かい、無料ゾーンの「アート広場」が特に子どもにおすすめです。
アート広場には、草間 彌生(くさま やよい)さんの、「愛はとこしえ十和田でうたう」があります。かぼちゃ、少女、キノコ、犬など、8つのオブジェが展示されていて、まるで公園のような雰囲気です。
アート広場では、子どもと一緒に自由に遊ぶことができます。他にもエルヴィン・ブルムさんの「ファット・ハウス」、「ファット・カー」など芸術作品がアート広場にあります。
子どもにとっても、実際に間近でアートを見て触れて贅沢な体験ができるスポットです。草間 彌生さんの作品はカラフルでポップで子どもにとっても分かりやすい現代アートの1人です。
非日常的な不思議な空間に、きっと子どもたちも喜んでくれると思いますよ。
アートを遊ぼう!

作品「愛はとこしえ十和田でうたう」では、かぼちゃのオブジェの中に実際に入って楽しむこともできます!アート作品の中に”入って体感して遊ぶ”ことができるなんて、新鮮な体験ですね。
子どもはもちろん、大人も童心に返って楽しんでみましょう。アート広場は、十和田市現代美術館の入場券が不要なので、無料で楽しめます。
美術館で芸術鑑賞をする際には、子どもが大きな声を出したり、走り回ったりして周りに迷惑をかけてしまわないかといつも心配されているパパ・ママが多いことでしょう。
十和田市現代美術館のアート広場なら、屋外で公園のようになっているので、子どもが自由に遊んでいてもきっと、優しく見守れることでしょう。
美術館に訪れている親子以外にも、地元の子ども達の遊び場にもなっているアート広場。地元の同世代のお友達と一緒に遊んで、いつのまにか仲良くなったりして…。
ひょっとしたら、単なるアート鑑賞ではできないふれあいや出会いがあるかもしれませんね。
十和田市現代美術館に訪れたことをきっかけにして、そんな新鮮で貴重な体験も、子どもにぜひさせてあげたいですね。
十和田市現代美術館の住所、TEL等の基本情報
【住所】
青森県十和田市西二番町10-9
【営業時間】
09:00~17:00
【定休日】
月曜日月曜日が祝日の場合は翌日休館。
【お問い合わせ】
0176-20-1127
【赤ちゃんデータ】
駐車場 ◯
雨の日 ◯
ベビーカー ◯
飲食物持ち込み ◯
レストラン施設 ◯
売店 ◯
おむつ交換台 ◯
今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら
【2】青森県立美術館|青森市
青森市内にある美術館

青森県立美術館は、青森県に縁のある美術家の作品を中心に集めた美術館です。
常設展では、奈良 美智(なら よしとも)さんのほか、版画家の棟方 志功(むなかた しこう)さんや、劇団「天井桟敷」で有名な寺山 修司さんの作品を展示しています。
奈良 美智さんは、青森県弘前市出身の画家・彫刻家です。棟方 志功さんは、青森県青森市出身。20世紀の美術を代表する世界的巨匠の1人と言われています。
また寺山 修司さんは、青森県弘前市出身の歌人、劇作家として多くの方に知られています。
建築家は青木 淳(あおき じゅん)さん。美術館内のアレコホールの天井の高さは圧巻で、展示室ごとに表情を変える室内空間も必見です。
そうそうたるアーチストによって手掛けられた青森県立美術館は、訪れるだけでも一見の価値があるでしょう。
子どもも楽しめる理由

青森県立美術館の名物、奈良美智さんの「あおもり犬」は、青森県立美術館の中でも人気のある有名な作品です。
かなりの大きさ。そして、その大きさは迫力そのもの。高さ8.5mの立体作品です。実は、常設展示室からつながる屋外(B2)に展示されています。
子どももそのスケールの大きな作品自体を純粋に驚いて楽しんでもらえると思いますよ。外の連絡通路から進めば、直接近くで眺めることができます。
大きな芸術作品を体感してもらえるのではないでしょうか。ぜひ、近くで鑑賞してみましょう。
美術館外には、「焼きそばのUFO」を模したユニークな美術作品もありますよ。子どもも思わず笑ってしまうかも…。
外で親子で一緒に写真を撮影したり、子どもとミュージアムショップや、カフェまで散歩したり…。なんてゆったり、のんびりとする一日はいかがですか。
親子でアートに彩られた贅沢な時間を一緒に過ごしてみませんか?
知育おもちゃで遊べるキッズルーム

青森県立美術館には、B1Fにキッズルームがあるんですよ。たくさんの絵本をはじめとして、スイスのネフ社のつみき、フランスのつみきカプラが置いてあります。
普段なかなか手にすることができない輸入品の知育おもちゃで、一緒に遊んで楽しいひとときを過ごせそうですね。
塗り絵などでも遊ぶことができるようです。素敵な知育おもちゃはインテリアにもなじみ、素敵な空間を演出しています。子どもたちが目を輝かせながら遊んでくれそうですね。
ムーミンの大きなぬいぐるみもありますよ。授乳室も1階にあり、おむつ替えもできます。キッズルームの開室時間は土日祝日の10時~15時までです。利用料は無料なのもうれしいところ。
美術館休館日は閉室となりますので、ご注意ください。企画展開催中の場合は、平日でも開室する場合もあるようです。詳細は、お問い合わせください。
青森県立美術館の住所、TEL等の基本情報
【住所】
青森県青森市安田近野185
【アクセス】
JR奥羽本線 新青森駅から2330m
東北新幹線 新青森駅から2330m
青い森鉄道線 青森駅から3480m
JR奥羽本線 青森駅から3480m
JR津軽線 青森駅から3480m
JR奥羽本線 津軽新城駅から3540m
【営業時間】
09:30~17:00
【定休日】
毎月第2・4月曜日(祝日の場合は翌日休館)年末臨時休館や休館日の変更等あり。詳細は公式HPにてご確認ください。
【お問い合わせ】
017-783-3000
【赤ちゃんデータ】
駐車場 ◯
授乳用スペース ◯
雨の日 ◯
ベビーカー ◯
飲食物持ち込み ◯
レストラン施設 ◯
売店 ◯
おむつ交換台 ◯
今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら
まとめ
十和田市現代美術館と青森県立美術館は、青森県内でも観光ガイドに載っているほど有名な場所なんですよ。
美術館と聞いただけで、「子連れだと美術館内で騒いでしまうのでは?」と心配になって、美術館へ行くこと自体を諦めているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
外で遊ばせることができたり、キッズルームがある美術館は、子どもを遊ばせておけるのが魅力です。上手にやりくりすれば、パパとママで交代して美術鑑賞することができたりしますよ。
十和田市現代美術館と青森県立美術館。どちらの美術館も、青森県に行ったら寄っていただきたい美術館です。子どもウケも抜群だと思うので、青森県を訪れた際にはぜひ、足をのばしてみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。