夏休み自由研究
五感をフルに使い、大きさなどは数値で表す
出典:PIXTA観察を記録するのですから、見た目がどうなのかをきちんと書くことが一番ですが、葉っぱなどを触ってみた感じはどうだったか、においのするものなら、それも書き添えます。
「きのうより大きくなりました」ではなく、「きのうより1cmのびました」のように、大きくなったことを数値で表すと、具体的で分かりやすい記録となります。
変わらないのなら、その状態が何日続いているのかを記録します。
また、色付く途中のミニトマトなどの色を塗る時は、グラデーションを表現するための重ねぬりが効果的です。
絵を描く時は、細部まで丁寧に。
天気の変わり目や時刻を変えて観察する
出典:PIXTA朝の様子、昼の様子、夕方の様子を調べることが出来ると良いですね。
朝顔の場合、花が開いて行く様子や、時間が経ってしぼんでいく様子をじっくりと観察できるチャンスです。
開花の時刻、しぼんだ時刻の記録も忘れずに。
また、朝は曇っていたけど、昼には晴れ、夕方には夕立が来ることもあるでしょう。
朝顔は昼にはしぼんでしまいますが、それ以外の花だと、雨が降っている時はしぼんでいたけれど、晴れてきたらまた開いた、というところが観察できるかもしれません。
何にまとめるのか

学校から配られた用紙に書く場合は悩みませんが、自由研究の場合、模造紙などの大きな紙に書くのか、スケッチブックのようなページをめくるものに書くのかによって、まとめ方も違ってきます。
観察を記録する場合、同じスタイルで記録する方が見やすく、分かりやすいので、スケッチブックなどのまとまって閲覧できるものがおすすめです。
子どものモチベーションがアップするためにも、子どもに好きなスケッチブックを選んでもらうのも良いかもしれませんね。
デジカメで写真を撮っておくのも
出典:PIXTAおでかけの都合で、じっくり観察して記録を書く時間がない時がありますね。
そういう時のために、ケータイのカメラ機能でもいいので、とりあえずその日の写真を撮っておくと、あとでゆっくりと書くことができます。
朝顔やミニトマトのような指定された観察日記ではなく、自由研究での観察記録の場合は、絵を描く代わりに、写真をプリンターなどで印刷したものを貼ってもいいでしょう。
ただし、その写真が中心とならないように、考察をきちんと書くなどの注意が必要です。
まとめ
自由研究は、夏休みの宿題で必ず一度は経験する宿題の一つですよね。
学校の勉強の中でも、新聞づくりや調べ学習をしたりして、まとめを書くことが多くなってきますので、その練習にもなるのではないでしょうか。
低学年のお子さんの場合は特に、配布されたプリント類はよく読んで、感想だけを書く日記にならないように気をつけてあげると良いかもしれませんね。
この観察日記がきっかけで、将来の夢が広がる子どもも出てくるかもしれません!
この夏、お子さんと一緒に夏休みの自由研究を楽しんでみてください。
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