小学校受験問題に挑戦!
メリーランド教育研究所による解説と、取り組み方のアドバイスをお届けします。
 
第2段は、子どもらしい想像力が問われる「絵画」の課題です。正解のない問題、素養を問う問題、と表現することもできます。小学校受験では絵画や工作、集団遊び、体操や指示行動など、遊びの延長上のような課題で、日頃の家庭教育の様子や幼稚園/保育園での育ちを測っています。正解のない問題ですから、不正解だってありません。どんな課題にも楽しんで臨めるかどうかがポイントです。
 
 

始める前に


用意するもの


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出典:http://www.photo-ac.com/
 
 
用意するものは以下の通りです。
 
・画用紙
・クレヨン(12色)
・子ども用の椅子と机
 
クレヨンは12色のものを用意しましょう。中間色の多い多色クレヨンを使うよりも、少ない色を組み合わせ、重ね塗りで表現する方が表現力が身に付きます。
さあ、準備は整いましたか?早速、問題を見てみましょう!
 
 

問題


テーマ絵画「もし...」


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出典:http://www.photo-ac.com/
 
 
子どもへの発問はこちらです。
 
「もし1日だけ大人になれるなら、どんな大人になって、何がしたいですか?画用紙にクレヨンで描きましょう」
 
※小学校受験では、幼児は文章を読めない前提で行われるため、ほとんどの発問が口頭で行われます。この通りに読み上げて発問しましょう。
 
 

追加の発問があります


 
 
制作を評価する際に必ず行われるのが、追加の口頭諮問です。作品だけを評価するのではなく、制作意図や言語能力が問われます。ここでは、制作途中の子どもに投げかけて欲しい2つの質問をご用意しました。
 
「どこで何をしているところですか?」
「○○ちゃん/君は、どんな大人になりましたか?」
 
 

評価のポイント


確認してみましょう


このタイプの問題には正解がありません。何を描いても良いのですが、学校側には出題の意図が必ずあるものです。子どもと学校との相性を測る問題、ということが出来るかも知れません。
 
評価のポイントは4つあります。
 
・課題に正しく答えているか
今回は「大人になった自分」が「何かをしている姿」を描くことが課題です。描かれた作品が大人ではなかったり、何かをしている姿ではなかった場合、課題に対する回答として不適切なものといえます。例えば「大人になった私とお花の絵を描きました」という回答では、「何かをしている姿」という点が欠けています。
 
・大きく力強く描けているか
画用紙のスペースを余すことなく活用し、力強く描くことは、小学校受験に限らず大切なことです。特に、回答の主要素である「大人になった私」と「何かをしていることを表す物や人」を大きく描くことが大事です。その上で、人物が棒立ちではなく、手や足を動かしている様子を描くことができると、作品全体が生き生きとすることでしょう。また、言葉で補足しなくても伝わるような絵になるよう、懸命に取り組んだ姿勢は、絵の中に表れてくるものです。
 
・作品に心の豊かさが表れているか
この課題では「どんな大人になりたいか」という問いを通じて、「身近な大人をどう捉えているか」「将来に対してどのような希望や夢を持っているか」という素養を測っています。これは、日々の暮らしの中で育まれた心の豊かさ、と言い換えることができます。
 
・言葉での説明ができたか
言語能力も非常に重要なポイントです。「○○が××をしているところです。」というように、主語・述語・語尾に配慮した話し方ができているでしょうか。また、回答時に質問者の目を見て答えているかどうか、ということも重要なポイントです。
 
以上のポイントをチェックしてみましょう。
 
 

まとめ


学校によって重視するポイントは変わりますので、各学校の方針を照らし合わせて指導するのも良いかもしれません。しかし、大事なのは各ご家庭での教育方針。子どもが「何を大切にして生きて欲しいか」を基準にして、助言をすることを心がけましょう。
 
 
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