子どもの花粉症/アレルギー性鼻炎について

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ハウスダストや花粉などで鼻の粘膜が刺激されて起こる鼻の反応を「アレルギー性鼻炎」といいます。最近では、アレルギー性鼻炎発症の低年齢化も進み、子どものアレルギー性鼻炎も多くみられると言われています。

アレルギー性鼻炎は、命にかかわるような重篤な病気ではありません。しかし、鼻のかゆみ、鼻水が続くことが気になって、日常生活に集中できず、学習に支障をきたしたり、鼻が詰まって眠れずに、日中の生活に影響を及ぼすこともあります。

365日年中無休で診療をする小児科クリニック「キャップスクリニック」では、小児科受診前に保護者の皆さんに知ってほしい病気と健康の知識として、以下のように説明をしています。

本当に花粉症・アレルギー性鼻炎?

・鼻水が続いているだけでは、アレルギー性鼻炎と診断してはいけません。

・季節性(花粉離散時期)、環境的要因(ハウスダストやダニなど)との関連を考慮して診断する必要があります。

・子どもは風邪を繰り返して鼻水が出ている場合が多く、その繰り返しにより症状が続いているように見えるため「アレルギー性鼻炎」と診断されている場合があります。

・ 温度の変化などで鼻水が出る場合には血管運動性鼻炎でアレルギー性鼻炎ではない場合が多いです。

・アレルギー性鼻炎の診断基準が設けられていますが、子どもには難しい検査もあり、はっきりとしたアレルギー性鼻炎の診断には、時間経過なども含めて慎重に行う必要があります。

・ 安易にアレルギー性鼻炎と診断を受け、投薬を続けることは、薬の種類によっては、薬の副反応で成長が妨げられたり、学習に障害がでることもあります。

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※365日年中無休で開院する小児科「キャップスクリニック」提供

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厚生労働省・子ども医療電話相談事業
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