3月3日は桃の節句、「ひな祭り」の日ですね。女の子のお子さんの無病息災とこれからの成長を願うお祭りです。日本古来からの伝統行事であるこのひな祭りに関連して、全国でもその伝統と歴史を感じさせる数々のイベントが行われています。
今回は近畿地方で行われるひな祭り関連イベントをピックアップしてみました。
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京都府京都市の「市比賣神社」は、すべて女神さまをお祀りしているという神社です。女性の願い事はすべてかなえてくれるとも言われており、特に「女人厄除け」の神社として知られています。厄除けとご加護を願って、全国から参拝する女性が後を絶ちません。
まさに女の子の無病息災を願うための、ひな祭りを迎えるにはとっておきの神社ではないでしょうか。
出典:http://ichihime.net/schedule.html
「ひいなまつり」でまず目を惹くのは、十二単の着付け実演です。おひなさまが着ているような、見事な十二単が目の前で着つけられていくさまを見ることができる機会は、ほとんどないのではないでしょうか。
大きなひな壇を作り、そこにおひなさまたちに扮した「ひと雛」を配し、三人官女の舞が披露されます。参加者の女子は小袿(こうちき)、男子は狩衣(かりぎぬ)を着てひな壇の前で記念撮影ができますよ。投扇(とうせん)など、雅やかな平安貴族たちの遊びも紹介されます。
出典:http://semba-hope.main.jp/springexpo2015.html
江戸時代より大阪の中心として栄え、文化や経済の一大拠点となった町・船場。今もなお上質な文化の数々は現代のこの地にも残り、町の魅力を形作っています。
「船場のおひなまつり」は、船場ゆかりの旧家に伝わる散逸しつつある雛飾りを再発掘し、それを公開することで、現代の人々の間にも当時の文化を肌で感じてもらい、継承していこうという試みです。お子様だけでなく親御さんたちも、家族全員で当時の上方文化に触れることのできるイベントです。
出典:http://semba-hope.main.jp/springexpo/ohinasama.html
北船場の旧家として名高い新井家、芝川家、別所家。その三家に伝わる由緒正しい雛飾りたちを、今回は特別公開します。申し込み不要、無料のイベントです。各家ごとにそれぞれ違った個性を持つ雛飾りたちは、お子さんたちの目も喜ばせることかと思います。
雛飾りの展示以外にも楽しい展示が盛りだくさん。2月27日開催の「五人囃子の大演奏」では、おひなさまから飛び出した五人囃子が生演奏を披露する音楽会が開催され、2月28日の「芝川ビルのひなまつり茶会」では、芝川家の雛飾りを眺めながら、船場の老舗和菓子店・菊寿堂のお菓子とお茶を楽しむことができます
出典:http://urx.nu/hLIU
下鴨神社の歴史はとても古く、崇神天皇の七年(およそBC90)のころにはすでに成立していたという記録が残されており、それよりも古い時代から祀られていた神社と考えられています。長い歴史の中で人々の信仰を集めたのみでなく、現代においては世界遺産に登録されました。
こちらに祀られているご祭神は二柱。そのうち女神の玉依媛命(たまよりひめのみこと)は縁結びに安産、そして育児と、ご家庭をお持ちのお母さんにとってとても心強い神様です。
出典:http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
おひなさまというと、お部屋に飾っておくものというイメージが強いかと思いますが、本来はお子さんに降りかかる厄の身代わりをしてもらい、それを祓うのが由来だったそうです。その伝統的な無病息災のためのイベントが、ここ下鴨神社の流し雛です。
人形(ヒトガタ)にかたどった人形に願いを込めて、それを水に流します。これから子どもに降りかかるはずだった厄災はそのまま水に清められ、今後無事に過ごせる…といういわれなんだとか。これからもすくすく元気に育ってほしい…という祈りをこめて、ぜひこの流し雛を行ってみてはいかがでしょうか。
いかがでしたか?今回は、近畿地方のひな祭りイベントについてまとめてみました。ひな祭りというのは、もともと祭事で非常に歴史が古く、そのために日本の伝統や歴史文化を感じさせる内容のイベントが、とても多いのも特徴です。
ちょっとしたパーティー気分でひな祭りを過ごすのも楽しいですが、せっかくのこの機会にお子さんと一緒に古き良き日本の文化について学んでみてはいかがでしょうか。
今回は近畿地方で行われるひな祭り関連イベントをピックアップしてみました。

【京都】市比賣神社
女性の厄災を祓う女人守護の神社

京都府京都市の「市比賣神社」は、すべて女神さまをお祀りしているという神社です。女性の願い事はすべてかなえてくれるとも言われており、特に「女人厄除け」の神社として知られています。厄除けとご加護を願って、全国から参拝する女性が後を絶ちません。
まさに女の子の無病息災を願うための、ひな祭りを迎えるにはとっておきの神社ではないでしょうか。
ひな壇段の前で記念撮影「ひいなまつり」

「ひいなまつり」でまず目を惹くのは、十二単の着付け実演です。おひなさまが着ているような、見事な十二単が目の前で着つけられていくさまを見ることができる機会は、ほとんどないのではないでしょうか。
大きなひな壇を作り、そこにおひなさまたちに扮した「ひと雛」を配し、三人官女の舞が披露されます。参加者の女子は小袿(こうちき)、男子は狩衣(かりぎぬ)を着てひな壇の前で記念撮影ができますよ。投扇(とうせん)など、雅やかな平安貴族たちの遊びも紹介されます。
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【大阪】船場のおひなまつり
船場に眠るひなまつり文化を再発掘

江戸時代より大阪の中心として栄え、文化や経済の一大拠点となった町・船場。今もなお上質な文化の数々は現代のこの地にも残り、町の魅力を形作っています。
「船場のおひなまつり」は、船場ゆかりの旧家に伝わる散逸しつつある雛飾りを再発掘し、それを公開することで、現代の人々の間にも当時の文化を肌で感じてもらい、継承していこうという試みです。お子様だけでなく親御さんたちも、家族全員で当時の上方文化に触れることのできるイベントです。
北船場を代表する旧家三家に伝わる雛飾りを特別公開

北船場の旧家として名高い新井家、芝川家、別所家。その三家に伝わる由緒正しい雛飾りたちを、今回は特別公開します。申し込み不要、無料のイベントです。各家ごとにそれぞれ違った個性を持つ雛飾りたちは、お子さんたちの目も喜ばせることかと思います。
雛飾りの展示以外にも楽しい展示が盛りだくさん。2月27日開催の「五人囃子の大演奏」では、おひなさまから飛び出した五人囃子が生演奏を披露する音楽会が開催され、2月28日の「芝川ビルのひなまつり茶会」では、芝川家の雛飾りを眺めながら、船場の老舗和菓子店・菊寿堂のお菓子とお茶を楽しむことができます
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【京都】下鴨神社
安産、子育てなど人々の暮らしを守る神様

下鴨神社の歴史はとても古く、崇神天皇の七年(およそBC90)のころにはすでに成立していたという記録が残されており、それよりも古い時代から祀られていた神社と考えられています。長い歴史の中で人々の信仰を集めたのみでなく、現代においては世界遺産に登録されました。
こちらに祀られているご祭神は二柱。そのうち女神の玉依媛命(たまよりひめのみこと)は縁結びに安産、そして育児と、ご家庭をお持ちのお母さんにとってとても心強い神様です。
厄災を祓い女の子の無病息災を祈る「流し雛」

おひなさまというと、お部屋に飾っておくものというイメージが強いかと思いますが、本来はお子さんに降りかかる厄の身代わりをしてもらい、それを祓うのが由来だったそうです。その伝統的な無病息災のためのイベントが、ここ下鴨神社の流し雛です。
人形(ヒトガタ)にかたどった人形に願いを込めて、それを水に流します。これから子どもに降りかかるはずだった厄災はそのまま水に清められ、今後無事に過ごせる…といういわれなんだとか。これからもすくすく元気に育ってほしい…という祈りをこめて、ぜひこの流し雛を行ってみてはいかがでしょうか。
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まとめ
いかがでしたか?今回は、近畿地方のひな祭りイベントについてまとめてみました。ひな祭りというのは、もともと祭事で非常に歴史が古く、そのために日本の伝統や歴史文化を感じさせる内容のイベントが、とても多いのも特徴です。
ちょっとしたパーティー気分でひな祭りを過ごすのも楽しいですが、せっかくのこの機会にお子さんと一緒に古き良き日本の文化について学んでみてはいかがでしょうか。
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・掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。
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