子育て中のママパパは、毎日がめまぐるしく過ぎていく中で、つい自分のことは後回しになりがちではないでしょうか。子どもの笑顔のため、家族のために頑張る日々は尊いものですが、知らず知らずのうちに心や体に負担がかかっていることも少なくありません。そんな忙しいママパパのメンタルヘルスを日常的にサポートする、画期的な取り組みが埼玉県本庄市で始まりました。
全国初!本庄市が子育てママに贈る「書く予防医学」ウェルネス手帳
出典:prtimes.jp2026年5月26日、埼玉県本庄市(吉田信解市長)は、一般社団法人ココロバランス研究所(代表理事 島田恭子)と共同で、子育て世帯を日常から支える手帳『WellnessDiary(ウェルネス手帳)』を制作したことを発表しました。この手帳の企画・発行は株式会社NOLTYプランナーズ(代表取締役社長 細野肇)が担当しています。
この『ウェルネス手帳』は、2026年5月より本庄市で出生届を提出したご家庭に対し、出生届提出時または赤ちゃん訪問時に無償で配布されます。
なぜ今、自治体と手帳が連携するのか?
日本の子どもの自己肯定感はG7の中で最下位という現状があります。子どもの心を育むためには、まず周りにいる大人、特にママパパが心身ともに健やかであることが不可欠です。しかし、実際の子育てでは「ちゃんとしなきゃ」というプレッシャーから、自分のケアがおろそかになりがちです。
これまでのメンタルヘルス領域では、不調になってから治療するというアプローチが中心でした。しかし、「なんとなく元気がない」といった段階で日常的にケアができれば、時間や費用、労力を大幅に削減し、多くの人がウェルビーイングな生活を送れると考えられています。
手書きには、タイピングにはない脳への刺激があることが脳科学的にも注目されています。書く行為が記憶の定着、感情の整理、思考の深化を促す効果があるとのこと。NOLTYプランナーズは、この「手書きの力」と「習慣化の設計」を組み合わせることで、毎日続けられるウェルネスの仕組みを手帳に実装しました。これにより、「治療」ではなく「予防」、病院ではなく「毎日の手帳」という新しいアプローチで、自治体と共に子育て世帯のウェルネスを支えるモデルを確立したのです。
『WellnessDiary(ウェルネス手帳)』の3つのポイントと概要
本プロジェクトには、以下の3つのポイントが挙げられています。
- 全国初(※1) ― 自治体発の「書く予防医学」手帳: 手帳の老舗メーカーであるNOLTYプランナーズが長年培ってきたノウハウと、手書きの効果や習慣化の研究知見を注ぎ込んだ、全国初の試みです。
- 異分野の掛け合わせ ― 手帳 × セルフケア × Webコンテンツ: 毎日の予定を書き込んだり、日記をつけたり、コラムを眺めるうちに、気づけば心と体が整っていくよう設計されています。さらに心を整えたい方向けに、二次元コードからアクセスできるWebコンテンツも用意されています。
- 科学的エビデンスに基づくメソッド: 手帳に収録されたコンテンツは、島田恭子保健学博士が研究代表者を務めるHIPCOMプログラム(※2)の知見が元になっています。国内外の科学的根拠に基づく研究結果を厳選し、親しみやすい言葉とイラストで表現されています。
『WellnessDiary(ウェルネス手帳)』のコンセプトは「ココロ×カラダ×つながり」。医学・心理学に基づくセルフケアのコラムやワークが手帳の随所にちりばめられています。使い方は自由で、書けない日があっても問題ありません。それぞれのペースで使える、心と体のお守りになる手帳です。
主な収録コンテンツは以下の通りです。
- ココロバランスポイント: 認知行動療法、対人関係療法、自律神経、ホルモンなど
- カラダバランスポイント: ヨガをベースとした呼吸法やストレッチなど、イラスト付きの体のセルフケア(尾河和泉氏作成)
- 実践ワーク: 対人関係の技法、感情知能の整え方、コミュニケーションなど
- 今週のビタミンワード: 本庄市こども家庭センターのスタッフによる一言エール
- 手帳機能: 日付なしの週間レフト式、気分トラッカー、方眼メモ、チェックリスト
- Webコンテンツ: 動画で学ぶメンタルケア、セルフケア、より良い対人関係のヒント
- 表紙: 2色(オレンジ・カフェラテ)で、気分に合わせて変更したり、デコレーションも可能です。
今後の展開
本庄市・ココロバランス研究所・NOLTYプランナーズの三者は、このモデルの全国展開を共同で目指していくとのこと。子育て世帯にとどまらず、NOLTYプランナーズは今後さまざまな世代のメンタルウェルネス支援の展開を広げていく方針です。
忙しいママパパにこそ届けたい!コズレ編集部が注目する『ウェルネス手帳』の魅力
出典:prtimes.jpコズレ編集部がこの『ウェルネス手帳』に注目するのは、まさに「子育て中のママパパのリアルな悩み」に寄り添う設計になっているからです。
コズレが独自に行った「ママの習い事」に関する調査(2024年実施)によると、ママが習い事をしない理由として最も多かったのは「時間がない」(59.04%)でした。次いで「お金に余裕がない」(31.78%)、「子どもを預けられない」(21.99%)が上位を占めています。これらの声は、自己投資やリフレッシュの機会を求めていても、現実的な壁に直面しているママパパの姿を浮き彫りにしています。
そんな中で、この『ウェルネス手帳』は、まさにこれらの課題をクリアする画期的なツールと言えるでしょう。まず、本庄市の子育て世帯には「無償配布」されるため、経済的な負担がありません。さらに、手帳という「日常のツール」にメンタルケアのエッセンスが溶け込んでいるため、特別な時間を確保したり、子どもを預けたりする必要がありません。日々のスケジュールを書き込むついでに、コラムを読んだり、簡単なワークに取り組んだりするだけで、知らず知らずのうちにセルフケアができるのは、時間や心の余裕がないママパパにとって大きなメリットです。
また、医学・心理学に基づく科学的エビデンスが裏付けとなっている点も、信頼できるポイントです。専門家の知見が、親しみやすい言葉とイラストで手帳に落とし込まれているため、難しく考えることなく、気軽に「書く予防医学」を実践できます。書くことで感情を整理し、思考を深める効果は、日々のストレスを抱えがちなママパパにとって、心のデトックスになるはずです。
「ココロ×カラダ×つながり」というコンセプトも、子育て世帯にとって非常に重要です。心身の健康はもちろん、地域や専門家からの「つながり」(今週のビタミンワードやWebコンテンツ)を感じられることは、孤立しがちな子育て中のママパパにとって、大きな心の支えとなるでしょう。書けない日があっても大丈夫という柔軟な姿勢も、完璧を求めがちなママパパの肩の荷を下ろしてくれるはずです。
『ウェルネス手帳』は、単なるスケジュール帳ではなく、忙しい子育て世帯のウェルビーイングを日常から支える、まさに「お守り」のような存在になるのではないでしょうか。本庄市のこの先進的な取り組みが、全国の自治体へと広がり、より多くのママパパが心身ともに健やかに子育てを楽しめる社会になることをコズレ編集部も期待しています。
【参照元】
(※1) 全国初の取り組み
2026年5月時点、NOLTYプランナーズ調べ(自治体が出生届出時等に配布するメンタルケアを目的としたスケジュール手帳として)
(※2)学術的裏付け ― HIPCOMプログラム
HIPCOM(Healthy InterPersonal Communication)は、健やかな対人コミュニケーションのために開発されたプログラムです。 研究代表者:島田恭子博士(東京大学大学院医学系研究科にて保健学博士号取得) 文部科学省科学研究費助成事業として採択。 UMIN臨床試験登録(UMIN000041790)・東洋大学社会学研究科倫理審査承認(P200015)
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