住宅火災は冬に急増します!

住宅火災の死者の約5割は12月から2月に発生 事前の対策を!

冬は、空気が乾燥したり、暖房器具を使用する機会が増えたりすることで、火災発生のリスクが高まります。死者が発生した火災の約半数が、たばこ・ストーブ・こんろ・コードによるものです。まずは住宅の中の火災が発生しやすい場所を知り、火災を防ぎましょう。

火災の危険を知らせる道具!

10年交換!定期点検!住宅用火災警報器

住宅用火災警報器は、煙や熱を感知し、警報音などで火災の発生を知らせてくれます。設置をすることで、火災にいち早く気づき、速やかな通報や消火、避難が可能となります。
東京都の火災予防条例では、平成22年4月1日より、住宅内の全ての居室・台所・階段に設置することが義務付けられています。しかし、設置から10年を経過すると電池切れや機器の劣化で、いざという時に鳴らない可能性があります。

交換:設置から10年経過したら本体を交換しましょう

古くなった住宅用火災警報器は、電池切れや電子部品の劣化などにより火災を感知しなくなる恐れがあります。設置から10年を目安に本体交換を行い、火災を発見できるようにしましょう。

設置した時期が分からないときは?

住宅用火災警報器のふたを外して内部に書かれている製造年月からおおよその設置時期を推測しましょう。取付ける前には設置年月を本体に記載しましょう。

火災報知機の製造年月日確認方法,

点検:定期的に作動確認を行いましょう

【正常な場合】
正常を知らせる音声や警報音が流れます。※一般的に作動確認時の警報音等は自動で停止します。
【音が鳴らないときは】
電池がきちんとセットされているか確認しましょう。それでも鳴らない場合は、機器本体の故障の可能性があります。すぐに交換しましょう。
【故障かな?と思ったら】
本体からピッ、ピッ、と音が鳴ったり、ランプが点滅したりするのは、故障や電池切れを知らせるサインです。取扱い説明書等をよく読み、本体を交換しましょう。

火を消せる道具!

持っていますか?マイ消火器 ご自宅に消火器を備えましょう

消火器の効果

消火器の効果消火器を使用した火災では、使用しなかった火災と比べ、焼損床面積が約2割減少しています。また、消火器を使用した場合、7割以上のケースで被害軽減に効果がありました。

消火器具を使用した火災の奉効率,

使い方は簡単!様々な種類の消火器

様々な種類の消火器,

住宅用火災警報器と消火器は、地域の電器店、ホームセンター、家電量販店、インターネットショッピングなどで購入できます。また、区市町村が消火器の設置に対する補助事業等を行っている場合があります。※実施内容は区市町村によって異なります。

11月9日は119番の日 119番通報で伝えてほしいこと

令和5年中の119番通報は過去最多! 1,102,956件※統計開始(平成26年)以降およそ30秒に1件の割合で受け付けたことになります
令和5年中の通報のうち、携帯電話やスマートフォンからの通報は、全体の約7割(746,701件)を占めています。携帯電話による通報は、通報者がいる場所を特定しにくいため、落ち着いて正確に場所を伝えることが大切です。

119番通報で伝えてほしいこと,

住所が分からない場合は、目標物を探しましょう!

住所が分からない場合は、目標物を探しましょう!,

119番通報がつながりにくい場合

①通報はつながるまで自分から電話を切らないでください。
②お近くの消防署・出張所でも通報を受け付けています。
③緊急性を要しない消防に関する問合せは、119番通報ではなく管轄の消防署に連絡してください。

応急手当のアドバイス「Live119」

スマートフォンでの119番通報時、現場の映像を東京消防庁職員とリアルタイムに共有することができるシステムです。現場をスマートフォンで撮影することで、状況を的確に職員へ伝えることができ、状況に合わせた応急手当のアドバイスが受けられます。

応急手当のアドバイス「Live119」,

冬は救急要請が増加します

救急車の出場件数が増加すると、現場から遠い救急車が出場することが増え、一分一秒を争う現場への到着が遅れる恐れがあります。救急車の数には限りがあります。真に救急車を必要とする人のもとへ、一刻も早く到着できるよう、救急車の適時・適切な利用にご協力ください。

冬は救急要請が増加します,

救急車ひっ迫アラート

救急要請が増加または増加が予想される場合に、非常用の救急車を追加編成して、対応する際に発令されます。ホームページや公式アプリ、公式X(旧Twitter)からぜひご確認ください。
救急車のひっ迫状況はこちらから

救急車を呼ぶか、病院へ行くか迷ったら

お電話で 東京消防庁救急相談センター#7119

相談医療チームが症状に基づき、救急車の必要性に関するアドバイスや受診可能な医療機関の案内などを電話で行っています。24時間365日、いつでもご利用できます。

インターネットで 「東京版救急受診ガイド」でチェック

インターネットで、病気やけがの緊急度、医療機関での受診の必要性、受診する科目などが確認できます。東京消防庁ホームページや公式アプリからご利用できますので、いつでも確認できるようURLを保存しておきましょう。
東京版救急受診ガイド(ホームページ)はこちらから

東京消防庁公式アプリはこちらから

新春を飾る!令和7年東京消防出初式

日時

令和7年1月6日(月)9時30分から

場所

屋外式典:東京ビッグサイト東棟屋外臨時駐車場
消防車両の行進や消防活動演技、江戸消防記念会による伝統のはしご乗りなどを披露
(全席指定。観覧希望の方は下記の方法でお申し込みください。)
屋内展示:東京ビッグサイト東7・8ホール
消防資器材の展示や消防車両の乗車体験、ミニコンサートなどを開催(入場自由)

屋外式典観覧の応募方法(抽選)

[インターネット]東京消防庁公式ホームページからお申し込みください。
[はがき]以下の内容を記載のうえ、下記の宛先へお申し込みください。
①代表者の郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号
②入場を希望される方全員の氏名、年齢(最大4名まで)
③車いす席及び手話通訳席のご希望
〈宛先〉〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル内郵便局留め 東京消防庁出初式担当
〈締切〉令和6年11月6日(水)(必着)
[当選発表]インターネット申込みの方には当選又は落選メールを、はがき申込みの方には当選者のみに当選はがきを発送します。
※注意事項:当日開式時間までに入場されていない場合はキャンセル扱いとなります。
応募申込ページはこちらから

広報とうきょう消防は年4回発行しています。
55号はこのほかにもこんな記事を紹介しています。
● 秋の火災予防運動 11月9日(土)~11月15日(金)
● 第55号特別消防レアカード「大型化学車」プレゼント!
● 住まいの防火防災診断
● 消防団員募集!
● 建物の安全を東京消防庁公式アプリで確認!
● お楽しみクイズコーナー クイズ正解者の中から抽選で119名様に、「東京消防庁オリジナルハンディライト」をプレゼント!!
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