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住宅火災から大切な命を守ろう
令和3年中の火災による死者72名のうち、9割を超える69名が住宅火災で亡くなっています。住宅火災において死者が発生した主な出火原因は、「たばこ、ストーブ、こんろ」です。火災から大切な命と住まいを守るため、日頃からしっかりと備えましょう!
住宅防火10の心得
秋の火災予防運動 11月9日(水)~11月15日(火)
秋の火災予防運動に伴い、俳優の市原隼人さんを一日消防署長にお迎えし、火災予防を呼び掛けます。詳細は特設ページをご覧ください。
住警器の設置で住宅火災の被害を軽減!
住宅用火災警報器(住警器)は、煙や熱を感知し、警報音などで火災の発生を知らせてくれます。住警器を設置することで、火災を早期に発見し、速やかな通報や消火、避難が可能となり、被害を防止、軽減することができます。
東京都の火災予防条例により、住宅内の全ての居室・台所・階段に設置することが義務付けられています。
本体交換は「設置から10年」が目安です
古くなると電子部品の劣化や電池切れなどにより火災を感知しなくなることがあります。設置から10年を目安に本体の交換をしましょう。
10年経過しているか分からない場合は、本体を外して内部に書かれている製造年月からおおよその設置時期を推測することができます。

住警器について詳しくは
▶︎こちらから
住警器交換するなら 「付加機能付き住警器」を設置するとより安心です
火災を感知するだけでなく、最新の住警器はさまざまな機能が付いています。お住まいや暮らしに合わせた住警器選びをしましょう。
[複合型住警器](火災・ガス・CO警報器)
都市ガスや一酸化炭素(CO)も感知して、あらゆる側面から火災などの発生を知らせます。
[ 連動型住警器 ]
火災が発生すると、設置された全ての住警器が一斉に鳴動します。
[ 屋外警報装置 ]
インターホン等と連動して、屋外に火災の発生を知らせます。
定期的に点検をしましょう
「いざ」というときに住警器がきちんと作動するように、日頃からお手入れや点検をしましょう。
点検の方法・・・本体のボタンを押すか、付属のひもを引く
正常な場合、正常を知らせる音声や警報音が鳴ります。
一般的に点検の際の警報音は自動で止まります。
【音が鳴らないときは】 電池切れか、住警器本体の故障が考えられます。
点検について詳しく知りたい方や動画でご覧になりたい方は
▶︎こちらから
警報器が鳴ったらすぐに確認!
【火災のときは】
大声で周りに火災を知らせ、119番通報をしましょう。
自身に危険が及ばない範囲で初期消火を行いましょう。危険を感じたら速やかに避難しましょう。
11月9日は119番の日
〜落ち着いて正確に伝えましょう〜
目の前で火災や事故に遭遇すると、誰しも気が動転し取り乱した状態になりがちです。1秒を争うときだからこそ、落ち着いて119番通報ができるように、通報のしかたを身に着けておきましょう。
119番通報のしくみ
映像通報システム「Live119」
スマートフォンからの通報時は、言葉で応急手当のアドバイスするだけでなく、「Live119」を活用してアドバイスを行っています。この機能を使って、今起きている状況を的確に伝えることができます。
音声と映像を共有する「Live119」
通報者は東京消防庁から送られてくるショートメールのURLにアクセスするだけで、動画の共有をすることができます。特別なアプリなどは不要です。
広報とうきょう消防は年4回発行しています。
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