主な症状
・ドキドキする
・脈が速い
・動悸がする
・脈がとぶ など
≪チェック①≫
以下の症状はありますか?
・動悸(胸のドキドキ)が30分以上続いている。
・胸の圧迫感(押される感じ)がある。
・胸の痛みが30分以上続いている。
・胸がもやもやする感じがある。または、胸が苦しい。
・息苦しい。
・冷汗をかいている。
・立ちくらみがする。
・痛みが周り広がる感じがある。または、胸・首・あご・腕のいずれかの痛み、または、変な 感じがある。
・尿の量が減ったり、尿の色が濃くなったりしている。
・皮膚や唇が渇いている
・脈が極端に速い、または遅い。
・のどがとても渇く。
・胸やけがする。
【ひとつでも症状がある】
緊急度が高いと思われます。今すぐに119番に電話して救急車を呼んでください。
【どれにもあてはまらない】
≪チェック②≫をご確認ください
≪チェック②≫
以下の症状はありますか?
≪チェック②-1≫
・頭痛がある。
・心臓の病気がある。
・甲状腺の病気がある。
・このような症状がよくおこる。
・吐いたり、下痢をしたりしている。
・脈の異常(脈がとぶ、脈のリズムが乱れるなどの症状)がある。
・体重が増えている。または、むくみがひどい。
・(女性のみ)妊娠している。
≪チェック②-2≫
・65歳以上である。
・歩けない。
【チェック②-1:はい チェック②-2:はい】
緊急度が高いと思われます。今すぐに119番に電話して救急車を呼んでください。
【チェック②-1:はい チェック②-2:いいえ】
2時間以内を目安に病院で受診しましょう。
【チェック②-1:いいえ チェック②-2:いいえ】
≪チェック③≫をご確認ください
≪チェック③≫
以下の症状はありますか?
≪チェック③-1≫
・脈の異常(脈がとぶや、脈のリズムが乱れる、脈が速いなどの症状)の治療を受けたことがある。
・最近、以下の薬のいずれかを内服した。(利尿薬、ダイエット薬、うつ血の改善薬、かぜ薬)
・ぜんそくの持病があり、最近新しい内服薬の処方、または、内服薬の増量があった。
・カフェイン、タバコ、アルコール、漢方の興奮薬のいずれかを過量に服用した。
・最近ストレスが増えた。
・30分以内に運動をした。
・熱がある。
・不眠がある。
・疲労感がある。
≪チェック③-2≫
・65歳以上である。
・歩けない。
【チェック③-1:はい チェック③-2:はい】
2時間以内を目安に病院で受診しましょう
【チェック③-1:はい チェック③-2:いいえ】
当日又は翌日の通常時間に病院で受診しましょう
【チェック③-1:いいえ チェック③-2:いいえ】
すべての項目に該当しない場合、継続的に様子をみて、以下の状態であれば、医療機関の受診を考慮してください。
・症状が悪化した場合
・変わらずに続く場合
・他の症状が出現した場合
本記事について
本記事の内容は、横浜市救急受診ガイド(以下「当ガイド」という)に記載されています。
当ガイドは、急な病気やけがをして、救急車を呼ぶべきか、医療機関を受診すべきか、迷ったときにご自身による判断の一助となることを目的としています。
当ガイドは、「平成25年度緊急度判定体系に関する検討会」(総務省消防庁)において策定された緊急度判定プロトコルver.1及び電話救急医療プロトコル(日本救急医学会監修)を参考としており、「平成26年度横浜市救急業務検討委員会」において承認を受けたものです。
このガイドの内容は、平成25年10月現在の医学的判断基準をもとに作成されています。今後、内容は変更される可能性があります。
本記事で紹介している症状以外に関する救急受診については、以下の関連リンクより横浜市救急受診ガイドWEB版をご活用ください。
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