目次
水遊び用手作りおもちゃのポイント
初めての水遊び!赤ちゃんに与えるおもちゃのポイント
おすわりに安定感が出てきた生後6ヶ月以降の赤ちゃんから水遊びができます。まずは水に慣れることが大切です。
指先や手だけを水につけることから始め、少しずつ水に慣れさせます。水の冷たさや、流れる様子、触れた感覚などを教えてあげましょう。
じょうろでお水を出してみたり、少しずつ手足にかけてあげたりするのもおすすめです。
【手作りおもちゃで重要なこと】
・赤ちゃんが口に入れても安心な素材であること
・口に入れても飲み込めない大きさであること(部品も含む)
・触っても危なくないもの(切り口など)
おもちゃはシンプルなものがベストです。プリンカップやカラーボールを浮かべてあげるだけでも喜んでくれます。
マヨネーズやケチャップの空き容器の蓋に穴を開けると簡単に水鉄砲ができます。握力の少ない赤ちゃんでも簡単に水が飛ばせるのでおすすめです。
まずはママが楽しんで遊ぶ様子を見せてあげると良いですね。焦らず少しずつ水遊びの楽しさを教えてあげましょう。
1歳前後の子どものおもちゃのポイント
たっちができて歩き始めたころの子どもは、色々なものに興味をもち、自分でおもちゃを持って遊べるようになります。
ママは実際に遊び方を見せてあげたら、あとは出来るだけ見守ってあげると良いでしょう。
自由な発想で遊ばせてあげることで成長の芽がグングン伸びていきます。
また、興味の移り変わりも激しいので、ひとつだけでなく色々な種類やバリエーションがあると良いですね。
この時期はペットボトルを使ったおもちゃがおすすめです!ペットボトルの底を切ってバケツや水中メガネ、ペットボトルシャワーも大人気です。
注意点は、まだまだ何でも口に入れてしまう時期なので、ペットボトルのキャップや小さな部品にはご注意ください。
またペットボトルの切り口はとても鋭いので、ビニールテープで覆うなど怪我のないような工夫が必要です。
やりたい真っ盛り!2、3歳の子どものおもちゃのポイント
何でも自分でやってみたい2、3歳の子どもには、動かすと反応があるおもちゃがおすすめです。水鉄砲や牛乳パックで作った船は男の子に大人気!
また、肉や魚が入っていた発砲スチロールのトレイや牛乳パックを切って作ったおもちゃは、魚釣りや金魚すくい、おままごとなど遊び方のバリエーションが豊富でとってもおすすめです。
おまけにエコなのも良いですね。
また、お手伝いしたい気持ちが芽生え始める2、3歳では、ペットボトルでバケツやじょうろを作ってお花の水やりをお願いするのもおすすめです。
3歳以上のわんぱくキッズのおもちゃのポイント
3歳以上になると色々なことができるようになってくると共に、人とコミュニケーションを取ることができるようになります。
今まで使ったおもちゃの応用として、ペットボトルや牛乳パックで作った船に何かを乗せてごっこ遊びにつなげたり、友だちと競争したりなど。
人と一緒に楽しむことができるおもちゃがおすすめです。
また、数を数えたり知育になったりするおもちゃは、遊びが勉強につながって楽しく覚えられます。
親子で一緒に工作するのも良いですし、理科の実験のような楽しみ方ができるおもちゃを作っても良いですね。
おもちゃではないですが、食紅や絵の具で色水を作って遊ぶのも夢中になってくれます!
手軽で簡単!「ぷかぷかおもちゃ」の作り方
作り方
1、カラーセロファンで目や口のパーツを作ります。カラーのビニール袋でも可能ですし、油性ペンで直接書いても良いですね。
耳やくちばしなどは、マヨネーズやケチャップの空き容器を切ってセロファンを貼り付けても大丈夫です。
また、色のついたクリアファイルで作ると、セロファンを貼る手間もはぶけてきれいに仕上がります。
2、お好みの容器を好きな形に切ります。もちろんそのままでも可能です。ペットボトルを切るときは、切り口が鋭く危ないのでビニールテープを巻いてください。
3、お好みのプラスチック容器に、パーツをつければ完成です。耐水の両面テープがあると良いですが、ビニールテープでも構いません。
子どもが好きな動物やキャラクターを作ってもとても喜んでくれますよ!できればカラフルなものがおすすめです。
たくさんの色を見ることによって子どもの脳はより活性化します。カラフルなおもちゃは見ているだけで楽しくなりますね。
遊び方
赤ちゃんはおもちゃを水に浮かべるだけでとても喜んでくれます。「水は怖くないんだよ」ということを教えてあげましょう。
水に触れるのは少しずつ、おもちゃがきっかけを作ってくれます。
水の上におもちゃを浮かべてみたり、押し進めてみたりして遊びます。
お風呂では、おもちゃを手で沈めてパッと手を離すと浮き上がってくる「いないいないばあ」がおすすめです。
大きさ違いや色違いなど、色々作ってみてお気に入りのひとつを見つけてください。
みんなが夢中!簡単ペットボトルシャワーの作り方
材料
・ペットボトル
・キリなど穴を開ける材料(手芸用の目打ちでも良い)
・はさみやカッターナイフ
・ビニールテープ
・紐(濡れても大丈夫なビニール紐が良い)
キリやはさみ、カッターナイフや紐も、小さな子どもにはとても危険なものです。
お子さんが触れられないところで作るか、寝静まってから作ってください。意外にママパパの息抜きになりますよ!
作り方
1、ペットボトルを切ります。切る場所は真ん中より上(キャップがついている方)にしてください。
また、切り口はとても鋭くて危険なので、ビニールテープで切り口を覆うように貼っておきます。
必ず自分の手で触って危なくないか確認してくださいね。
2、ペットボトルの下の方に穴を開けます。たくさん開ける場合は開けすぎに注意です。たくさん開けると出てくる水の勢いがなくなってしまいます。
そして切り口の下にも左右対照に2個の穴を開け、そこにひもを通します。
1本のひもを結んでしまっても良いですし、通したそれぞれを結んで穴から外れないようにしてもどちらでも可能です。
3、最後に顔を描いたり好きな絵や飾りをつけたりして完成です。
遊び方
お風呂の縁に置くこともできますし、外で水遊びをする際にも遊べます。じょうろやスコップで水を注いで出てくる水の流れを楽しみます。
これが意外と子どもに大人気で「いつまでやるの〜」っていうくらい何度も何度も繰り返し遊んでくれます。
空いたペットボトルを切って穴を開けるだけでできるペットボトルシャワー。穴の位置や数を変えて複数作ると遊びのバリエーションも増えてより楽しいです!
シール大好き!お風呂シールを簡単に手作りしよう
貼って剥せるので何度でも遊べる

子どもはシールも大好きですよね。タンスやドアなどいたるところにシールをペタペタ貼ってくれます。
貼っても良い場所を決めても、シールが床に落ちていたり、気がつくと服にシールがひっついていたり、小さな子どもがいるご家庭ではよくある光景ではないでしょうか。
市販のシールの数は豊富でシール帳もたくさん出ていますが、毎回シールばかり買うわけにはいきませんよね。実は手作りできるシールがあるのです!
それもお風呂で使えるシールです。それが簡単にできて繰り返し使える万能シールなのですから、パパママにとっては経済的にも助かりますね。
おもちゃはたくさんあるとゴチャゴチャと場所を取るけれど、お風呂シールなら場所も取らずアイデア次第でたくさん作れます。
お子さんの好きなキャラクターでも絵本の登場人物でも、作れるシールは無限大!お風呂タイムがより楽しくなること間違いなしです。
作り方
1、クリアファイルに油性ペンで絵を書きます。クリアファイルなので下に原画を置いて書き写してもOKです。
2、書いた絵の上から透明テープ(幅広)を貼ります。これは絵が剥がれないようにするためです。
3、絵のまわりを切ります。この時、線のぎりぎりで切るよりも、少し余白を残して切った方が良いです。
4、切ったファイルを裏返して絵の上にカラーのビニールテープを貼ります。線からはみ出た部分はハサミやカッターナイフで切り取ります。
お好みの色を乗せたら完成です。
絵が描けるようになったらお子さんに絵を描かせてあげて、仕上げはパパママがするのもおすすめです。
どんな色がいいか聞いて仕上げると、コミュニケーションにもなりますし、親子でより楽しめるはずです!
遊び方
出来上がったシールをお湯で濡らして壁にぺタっと貼るだけです。たくさん作ることでごっこ遊びもできますし、数字のシールを作ると数のお勉強にもなります。
パパママがシールを使って即席の壁芝居をしてあげてもおもしろいです!逆に子どもにもお話を作ってもらうのも良いですね。
夢中になりすぎてのぼせてしまわないように気をつけてくださいね。
牛乳パックのお魚がかわいい!魚釣りの作り方
作り方
1、きれいに洗って乾かした牛乳パックを展開し、好きな魚の絵を描いて色を塗ります。
2、ハサミで切ってクリップを挟んだら魚は完成です。
3、竿を作ります。わりばしは割らずに、先の細い方にひもを結びつけます。太い方からビニールテープを巻きつけ、先端から紐が出るようにします。
紐の先に磁石をつけたら竿の完成です。
4、ポイを作ります。針金ハンガーを広げて輪にします。輪の部分にネットをかぶせてつけます。
持ち手はそのままでは危ないのでビニールテープで巻きつけて補強したら完成です。
発泡トレイも同じように魚の絵を書いて色を塗り切り取るだけです。魚だけでなくてもスイカやトマトなど、果物や野菜を混ぜてもおもしろいですね。
遊び方
魚を釣ったりすくったりして遊びます。2人以上で遊ぶのであれば、決まった時間でどれだけ釣れるかどうか競争しても楽しいです。
魚の大きさによってポイントを決めても良いですね。
魚だけでなく、野菜や果物も入れたら、魚屋さんごっこや八百屋さんごっこをして遊ぶこともできます。
店員さん役の人とお客さん役の人を決めて、お客さんの欲しい魚をお店の人が釣るという遊びもおすすめです。
魚以外を釣ったら手持ちの魚を返さなければいけないなどルールを作るとさらに盛り上がります。
まとめ
身近にある材料で簡単に作れて、温かみがあるのが手作りおもちゃの良いところです。
パパママが作ったおもちゃだからきっと長く大切にしてくれますし、親子で忘れられない思い出が作れます。
ぜひ、今年の水遊びは手作りおもちゃにチャレンジしてみてください!
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。