目次
A型とB型の違いは?
A型ベビーカーとは?

ベビーカーはまず、「A型」と「B型」に区分されます。これは日本の安全規格の基準で分けられているものですので、海外製ベビーカーなどには「A型相当」というように区分されています。
まずA型ベビーカーの大きな特徴は以下の3点です。
・首すわり前の、生後1ヶ月くらいから使える
・リクライニングが150度以上可能で寝かせた状態で使用できる
・対面式ができる
A型ベビーカーは「両対面ベビーカー」とも呼ばれています。対面型、つまり赤ちゃんとベビーカーを押す人が向かい合って使用することができるのがA型ベビーカー、という認識でOKです。
シートがほぼフラットまで倒すことができるので、生後1ヶ月からのまだ座れない赤ちゃんも乗せることができるようになっています。ハンドルの向きを切り替えて、対面ではなく背面型に切り替えて使うことが可能です。
それぞれ便利な利用シーンは?
A型ベビーカーにおすすめな利用シーン

A型ベビーカーの最大のポイントは、やはり生後1ヶ月から使えることですね。
お買い物や上の子どもの外遊び・通園などで、産後すぐから歩いておでかけすることが多い生活であれば、早くから乗せてあげられるA型ベビーカーが便利です。
リクライニングがフラットなので、移動中に赤ちゃんが眠ってしまっても快適ですし、逆に赤ちゃんが家でぐずって大変なときに、気分転換にベビーカーに乗せてお散歩しながら寝かしつけをしたりもできます。
新生児の頃は赤ちゃんの様子が見れないと不安ですよね?対面式はつねに赤ちゃんを確認できるので安心ですし、赤ちゃんが座れるようになりだんだん外の世界に興味を持ち始めてきたら、ハンドルを背面式に替えることもできるので便利ですね。
ただ、赤ちゃんの心地よさ重視のため、つくりがしっかりしていて、ベビーカー自体が大きく重たい商品もあります。階段が多かったり、電車やバスに乗ることが多い場合は大変だと感じることも多いかもしれません。
B型ベビーカーにおすすめな利用シーン

B型ベビーカーは、軽くて持ち運びやすいものが多いのが特徴です。A型よりも小型なので、電車やバスでおでかけすることが多い方に便利ですね。
特に駅の中は階段や段差が多く、エレベーターがなかなか見つからないこともよくありますが、軽量なB型ならコンパクトに畳んで片手で軽々と持ち上げて移動できます。
また、赤ちゃんも1歳、2歳と育ってくると、歩いておでかけをしたがるようになりますが、歩き疲れたり遊び疲れたりするとやっぱりベビーカーが必要。そんなときにも小型のB型ベビーカーは便利ですね。
生後7ヶ月くらいまでは使えませんが、それまでは抱っこひもを利用して過ごす、という方法もあります。ただ、コンパクトなつくりのぶん、日よけが小さかったり、タイヤが小さいのでちょっとした段差にひっかかったりすることも。
公園の中の土や草の上、舗装されていない道などでは押すのが大変だったり、ガタガタの振動が赤ちゃんに伝わりやすいといったところもあります。
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まとめ
以上、A型ベビーカーとB型ベビーカーのそれぞれの特徴をご紹介しました。安定感があり赤ちゃんが心地いいのがA型、軽く小さくてママが使いやすいのがB型、という区分になりますね。
ちなみに我が家は、長女出産後はすぐにいただきもののA型ベビーカーを使っていたのですが、引越して電車利用が増えたため、生後10ヶ月頃にB型を新しく購入しました。
エレベーターのない駅の中などは、軽くかつげるB型は本当に便利でした。A型はまったく使わなくなったので処分しようか迷ったのですが、その後次女が生まれたらまたA型を利用するようになりました。
長女の手をつなぎながら片手でベビーカーを押していたので、安定感のあるA型がすごく便利で、かなり長い期間使っていました。
はじめはA型をレンタルして使ってみて、便利に使えそうならA型を購入、もしくは7ヶ月頃からB型に切り替える、というご家庭も多いそうですよ。
毎年ベビーカーはどんどん進化しています。A型はどんどん小型・軽量化しています。B型も赤ちゃんの乗り心地や安定感が改善されていき、今はリクライニングが160度近く倒れて、生後1ヶ月から乗せられるB型ベビーカーも発売されています。
出産後、赤ちゃんと一緒にどのような生活を過ごすかで、どんなベビーカーを選ぶかが変わってきますので、ぜひライフスタイルに合ったものを考えてみてくださいね。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。