【1】赤ちゃんのお宮参り|時期は?
【1-2】赤ちゃんのお宮参りは決められた日に行かなければダメ?
生後約1ヶ月で行くこと多いお宮参りですが、絶対にその日に行かなくてはいけない、ということはありません。そもそも、この行事は赤ちゃんの健康と健やかな成長を祈る行事ですから、赤ちゃんの体調が悪いのにその日に行かなくてはいけない、ということはありません。
生後すぐの赤ちゃんはしばらく病気をしないといわれていますが、寒い季節や逆にクーラーをどうしても使う季節などは、風邪をひいてしまうこともしばしば。そもそもお母さんの免疫をもらって生まれてくるのですから、お母さんがひいてしまう風邪は、当然、赤ちゃんもかかってしまいます。
そんな時は、無理やりお宮参りに行く必要はありません。気候のいい時期を待ったり、お母さんと赤ちゃんの体調のいい時に再度計画を立てましょう。
【1-3】赤ちゃんのお宮参りに適している時期はあるの?

お宮参りに適している時期は、やはり、気候の安定している春や秋がおすすめです。
もちろん、冬生まれや夏生まれの赤ちゃんもいるので、どうしてもその時期にお宮参りをすることも多いのですが、もし、少しずらしても大丈夫、という場合は気候のいい時期をおすすめします。
1つは赤ちゃんの健康に負担が少ないこと。赤ちゃんは皮膚も薄く、まだ体温調整の機能が十分に発達していませんので、寒い時期の外出、暑い時期の戸外に長時間出るのはお勧めできません。短い時間で、と思っていても祈祷が混んでいる時期もありますから、なるべく気温の安定していそうな時期を選んだ方が無難です。
もう1つの理由は、パパママの負担が少ないことです。まだ小さい赤ちゃんを連れて外に出るのは、それだけでも大変なことです。お宮参りともなれば、衣装や赤ちゃんの着替え、カメラなど荷物をたくさん持って、赤ちゃんを抱くことになります。暑い時や寒い時は、そこに防寒具やクーラーよけの掛け物などが加わることになりますから、それだけでもママパパの負担が増えます。
産後のママはまだ、体調がすぐれないことも多く、たとえ元気だと感じていても、ここで無理をしてしまうと、半年後や1年後にガタッと体調を崩すこともあります。赤ちゃんとの長い生活が待っているので、なるべく無理はしないようにしましょう。
【2】赤ちゃんのお宮参り|時期にあった服装とは?
【2-1】赤ちゃんのお宮参り、春・秋の服装

赤ちゃんのお宮参りの服装は、季節によって違ったものを選ぶことが大切です。
一見、ベビードレスはどれも同じに見えますが、季節によって少しずつ生地が変わっています。ベビー用品売り場やベビーグッズの販売店でお宮参りを行う季節を伝えて、どの記事が適しているか聞いてみましょう。
春と秋は長肌着にスムース生地などのベビードレスを着せることをおすすめします。肌触りが良く、厚さも中程度のものを選びましょう。
もし、肌寒い日なら、肌着を2枚重ねてからベビードレスを着せますが、注意してほしいのは温かくしすぎないこと。お宮参りの際は、誰かに抱かれた上から着物をかけることも多く、赤ちゃんは暑いことはあっても、あまり寒くなることはありません。
赤ちゃんは暑いのがとても苦手なので、不機嫌になって泣きつづけてしまうとせっかくのお宮参りが台無しになってしまいます。心配な時はベストやカーディガン、バスタオルなどを持参して、こまめな温度調節を心がけましょう。
【2-2】赤ちゃんのお宮参り、夏の服装

赤ちゃんのおでかけにとって一番つらい時期は夏、といっても過言ではありません。赤ちゃんは体温が大人よりも高いので、すぐに暑く感じてしまいます。
大人はつい、気になって厚着にさせがちなのですが、お腹もいっぱいで理由なく泣いているときは、暑くなってしまいっている、ということも多いのです。
夏のお宮参りには、クレープ生地など、サラッとした質感のベビードレスがおすすめです。ただ、室内で冷房がきいているときもありますので、バスタオルやおくるみなどの掛け物は忘れないように持って行くようにしましょう。
また、祝い着は写真撮影の時だけにした方が良いでしょう。
季節を選んで上手なお宮参りに
赤ちゃんのお宮参りの時期、いかがでしたか。赤ちゃんは気候の変化に敏感です。とても寒い時期やとても暑い時期のお宮参りはなるべく避けるようにしましょう。
また、赤ちゃんやママの体調で計画が変更できるよう、余裕を持ったスケジュールにしておくことも大事です。参加する大人の間で、あらかじめ話し合っておく必要があります。
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