【1】お宮参りの赤ちゃん、何が必要なの?
【1-1】お宮参りの赤ちゃんの和装、2パターンの着せ方

お宮参りの赤ちゃんの和装には、大まかに分けて2パターンあります。
【定番和装の2パターン】
(1)フル装備の和装パターン
(2)掛け着パターン
まずは、フル装備の和装。肌着の上から一つ身の着物を着て、その上に掛け着をするタイプ。地方によっては、着物の上に綿の入ったちゃんちゃんこのようなものを着てから、掛け着をすることもあります。
もう一つは、肌着の上にロンパースやベビードレスを着て、その上から掛け着をするタイプです。
最近では、肌着+ベビードレス+掛け着のパターンが圧倒的に多いようです。
最近はどこに行っても空調設備が整っているうえ、着物は正絹でできているものも多く、暑がりの赤ちゃんが心地よく着られる季節は限られています。フル装備の和装を選ぶ場合は短時間にしておいた方が赤ちゃんの機嫌が良いかもしれません。
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【1-3】準備しておこう!実はお宮参りに持っていくと便利なもの
赤ちゃんの行動はいつも予想不可能。特に赤ちゃんが小さければ小さいだけ、備えておくに越したことはありません。
服装などの準備とは別に、お宮参りに持って行った方が良いものはこちらです。
【おすすめのお宮参りの持ち物】
・赤ちゃんの着替え(少し暖かめのもの、少し涼しめのものなど、場合に応じて)
・おむつ、おしりふき
・授乳ケープ(母乳の場合)
・哺乳瓶(ミルクの場合)
・ママの着替え
・ハンドタオル
・バスタオル
赤ちゃんに必要なものは少し多めに準備しておきましょう。たとえ、自宅ですべての支度をしてからお宮参りに向かったとしても、気温の変動や赤ちゃんの体調によって、着物を着ていられる時間は短いので、着替えは必ず必要です。
ハンドタオルは、赤ちゃんの汗を拭いたり、寝かせるときに頭の下に敷いたりと、様々なシーンで使います。また、バスタオルは言ってみればお布団代わり。寝かせるところに敷いたり、空調が効いているところでは掛布団代わりになったり。
赤ちゃんは環境の変化を敏感に感じ取って、いつもなら寝る時間に眠れなかったりすると、泣き続けてしまったりします。その結果、吐いてしまったり、お腹が緩くなってしまったりと色々なことが起きがちなのです。ですから、赤ちゃんの着替えなども多めに準備しましょう。
最後のママの着替え、は必ず、100%必要なわけではありません。が、ワンピース一枚でも、持っていくことをおすすめします。
実は、多くのママ達が経験しているのですが、こういったとき、赤ちゃんの着替えは必ず持っているものなのですが、自分の洋服を汚されてしまい、困ることが多いのです。
赤ちゃんの大きなおでかけの時は、自分の着替えも忘れずに!
【2】お宮参り、赤ちゃんの祝い着の着せ方
【2-1】赤ちゃんの祝い着の着せ方
出典:www.youtube.com祝い着の着せ方は、一見、難しいようですが、着せるといっても正確には抱いている人と一緒にふわっとかけるような形になります。なので、場合によっては、この祝い着のことを「掛け着」と呼ぶこともあります。
1.赤ちゃんに肌着とベビードレスを着せておく。ベビー用着物の場合は肌着の上から着物を着せ、紐を結んでおきます。
2.赤ちゃんによだれかけをつけます。
3.祝い着のなかに襦袢(じゅばん)を重ね、ひもを通しておきます。
4.赤ちゃんを抱き、赤ちゃんの背中側から抱いた人の背中に紐をかけます。片方は肩から、もう片方は脇を通して抱いている人の背中で結びます。
5.帽子をかぶせます。
着せ方自体はそんなに難しいことではありませんが、自宅で行う場合には、何度か練習しておくと安心です。練習の際にはぜひ、ご紹介している動画をご参考にしてみてください。
練習して安心、赤ちゃんの祝い着の着せ方
いかがでしたか。赤ちゃんの祝い着の着せ方は、そんなに難しくはありません。なんどか練習しておけば、バタバタしなくてすむかもしれませんね。また、お宮参りに持っていくグッズなども、少し前もって準備しておくと楽です。
当日にバタバタしないようにして、楽しいお宮参りの日を迎えたいですね。
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