【1】京都大原 寂光院
聖徳太子が創建の建礼門院にもゆかりある名所

「寂光院」は聖徳太子により創建されたと言われる尼寺です。
「平家物語」でも知られる建礼門院が晩年を過ごした場所とも伝えられています。
その寂光院の境内には、昔から訪れる人達を感嘆させたであろう見事な紅葉が茂っています。
境内のカエデや百日紅は11月初旬から赤く染まりはじめ、11月中旬頃に一番の見頃を迎えます。
汀の池 (みぎわのいけ) そばのカエデの紅葉が水面に浮かぶ様子も趣があり、石段の両脇を赤や黄色の木々が包みます。
紅葉の美しさ、そしてかつて歴史に名を残した人々に思いを馳せるスポットです。
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【2】宝泉院
「額縁庭園」を彩る秋の景色にため息

「宝泉院」は天台宗の中心的道場として、およそ800年ほどの昔よりあったお寺です。
歴史ある境内の中には、見る人を癒やしの世界に連れて行くような見事な四季の光景が広がっています。
まず来観者を出迎えるのは、樹齢700年の五葉の松。
近江富士を形どっており、京都市指定の天然記念物にもなっています。
俳人・高浜虚子の句の中にも詠まれた宝泉院のシンボルです。
そして「額縁庭園」。柱と柱の空間を額縁に見立てて鑑賞します。
秋にはもちろん紅葉、そして竹林の姿が大原の里の風情を伝えます。
まるで秋の日の一瞬を絵に切り取ったように紅葉の姿を楽しむことができるでしょう。
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【3】曼殊院門跡
紅葉狩りシーズンにはお抹茶接待・夜間拝観も

延暦年間に鎮護国家の道場として、最澄によって創建されたことに始まる曼殊院。
今では紅葉の名勝として人気を集めるスポットとなっています。
大書院前には枯山水庭園が広がっており、その周囲には四季の花木が配されています。
5月には真紅の花を咲かせる霧島つつじ、そして秋は燃えるような紅葉が庭園内に彩りを与えます。
水の流れを表した枯山水庭園と紅葉のコントラストは必見ですよ。
紅葉狩りシーズンに当たる10月24日~11月30日には、お抹茶接待を行っています。
また、11月1日~11月25日は夜間拝観も。
普段は見られない、紅葉に包まれた夜の曼殊院も見どころですね。
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まとめ
今回は京都・洛北で紅葉を楽しめるスポットをご紹介いたしました。
京都は歴史と文化ある街。
お子さんの情操教育のためにも京都の街を歩いてみたい…そう思っても、由緒正しい寺社仏閣の前に気後れしてしまうこともあるのではないでしょうか。
せっかくの秋のおでかけシーズン。
気軽に紅葉を親子で眺めに行く、そんな感じで京都の歴史や文化に触れるきっかけを作ってみてはいかがでしょうか。
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