【1】いかせんべい・まごいかせんべい|有限会社すがた 宮古市
三陸の味わい広がるおせんべい2種

「いかせんべい」は、スルメイカをじっくり煮出したエキスとスルメイカの粉末でできた、堅い食感のお煎餅です。
噛んだ瞬間の「バリン!」という食感と、ほんのりした甘みの中にギュッと詰まったイカの香りが楽しめます。
その旨味溢れる味わいはそのままに、サクサクとやわらかい食感になったものが「まごいかせんべい」。
こちらは、いかせんべいより薄くてミニサイズなので、小さい子どもやお年寄りにおすすめです。
原料には、三陸産のスルメイカをはじめ、地元・宮古の海からとれる塩、岩手県産の小麦粉を使用している、まさに三陸を代表するお菓子です。
三陸鉄道とコラボしたパッケージは、鉄道好きの『子鉄』が喜ぶこと間違いなしですね。
三陸鉄道・宮古駅の売店のほか、工場併設の直営店、宮古市および盛岡市内のお土産店などで購入することができます。
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【2】かもめの玉子|さいとう製菓 大船渡市
地元に愛され続ける岩手の銘菓

「かもめの玉子」は、大船渡の青い海原の上を颯爽と飛ぶかもめを思い浮かべて作られた、岩手を代表する銘菓です。
黄身あんを包んだカステラ生地を卵の形に焼き、ホワイトチョコレートでコーティングしたお菓子で、その見た目はまさに卵そのもの。
一見すると洋菓子のようですが、中の甘いあんは和菓子という、お茶請けにもってこいの和洋折衷スイーツです。
定番の「かもめの玉子」をはじめ、子どもにも食べやすいサイズの「かもめの玉子ミニ」や、餡の中に栗がまるごと入った「黄金のかもめの玉子」、りんごの果肉がたっぷり入った「りんごかもめの玉子」など、かもめの玉子には多くの種類があります。
こちらは、岩手県内の各直営店舗やお土産店などで購入することができますよ。
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【3】のだ塩せんべいアイス|のだむら 野田村
塩アイスと南部煎餅がコラボ

「のだ塩せんべいアイス」は、地元・野田村の海水で作られた野田塩が入っているアイスです。
「せんべいアイス」という名の通り、絶妙な塩加減でバニラの風味を引き立たせた塩バニラアイスを、岩手銘菓の南部煎餅ではさんだもので、アイスもなかに近い食感になっています。
野田村は、塩やわかめといった海の幸だけでなく、お米や雑穀、干し菊など里の幸も豊富で、地元のお土産店には多くの名産品が並んでいます。
こちらは、三陸鉄道北リアス線・陸中野田駅とドッキングした、全国でも珍しい道の駅・のだ内にある「観光物産館ぱあぷる」のほか、通販サイトでも購入することができます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回取り上げた3つのお菓子を作っている企業はいずれも、東日本大震災で工場や店舗が大打撃を受けたものの、被災後いち早く操業を再開させ、地元の復興に取り組んできました。
復興の象徴のひとつである、三陸鉄道の全線復旧を経て、現在の岩手・三陸沖はとてもホットな観光スポットになっています。
美しい三陸沖の風景や海の幸を堪能したあとは、ぜひたくさんのお土産を買って帰りましょう。
もらった人も作った人もうれしい復興支援が、ここにあります。
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