管弦祭とはこんな神事
宮島管弦祭の概要の紹介

平清盛公が始めたと言われる宮島の管弦祭の歴史は古く、日本三大船神事のひとつとしてとても有名です。
厳島神社とその周辺の海上で行われ、毎年旧暦の6月17日の大潮の日に執り行われます(2015年は8月1日(土))。
もともとは平安貴族たちの優雅な舟遊びだったものを神様をお慰めする神事としたものなので、雅さと荘厳さ、その両側面を兼ね備えた見ごたえのあるお祭りです。
船上で祭事が執り行われるため、陸から見物するのか、見物客用の船で並走するのか、見物ポイントに悩むところですがそれぞれの見どころ、楽しみ方がありますね。
16時から順次祭典が行われ、最終的には24時にお祭りのクライマックスを迎えます。
子ども連れでは最後までいることは難しいと思いますが、途中の祭事を見るだけでも十分楽しめますよ。
陸上で御座船をお迎えする「ちょうちん行列」に参加してみよう
誰でも祭りに参加できる催しがあります

宮島の「長浜神社」では、御座船を陸でお迎えする「ちょうちん行列」が行われています。潮の干満によりますが、例年21時頃になることが多いです。
この行事は、予約不要で誰でも無料で参加できるものなので、祭りに行ったらぜひちょうちん行列を経験してみてください。
当日、会場の長浜神社で配られる提灯はロウロクに火をともすタイプなので、小さなお子さんが扱う場合には安全面に気をつけてくださいね。
御座船は長浜神社での祭典が終わると次の祭典(大元神社)へと向かいます。
ちょうちん行列の人々はそれを見送った後、表参道を通り厳島神社へ向かい、お祓いを受けます。
少し時間が遅くなります。また祭り自体が夜遅くまでとなっていますので、小さなお子さんと一緒の場合は時間配分の調整が必要になりますので、ご注意くださいね。
御座船にお供できる!船上から祭りの観覧できるプランもある
船で御座船にお供もできます

御座船(ごさぶね)の曳航を並走する船の上から見学できる2つのコースがあります。
祭りの特性上、陸上では待ち時間が長いこと、船上の祭典の様子が見れないことなどがありますが御座船の近くにいけるこの船上観覧はうれしいですね。
2015年度の募集はすでに終了していますが、毎年行われていますので、来年度以降のご参考にしてみてくださいね。
お子さんとの管弦祭観覧なら、おススメは揺れの少ないフェリーでお伴するAコースで船上から管弦祭の雰囲気を感じた後に、長浜神社でのちょうちん行列参加というプランが無理がなくていいかもしれません。
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