イギリス小学校の授業風景

国語と算数が中心の時間割

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それでは実際の授業はどんな様子なのでしょうか。

こちらはYear 5 に属する10歳の長男のクラスの1週間の時間割です。基本的に英語(こちらの国語ですね。)と算数が中心の時間割で、週一回ずつサイエンスやアート、音楽の授業が入ります。

学習指導要領はあるものの、指定の教科書などはないため、各学校でそれぞれ独自の授業が行われているのが日本と大きく違うところ。

例えば、我が子の通う小学校では水泳に力を入れているため、毎週近くにあるスポーツセンターのプールで授業を行っています。また、宗教やフランス語、コンピューターの授業があるのも日本とは異なりますね。 

ちなみに読書の時間(ERIC)や単語練習の時間は毎日あるようです。読み書きが基本なのは、どこの国でも共通しているんですね。

教科書の代わりにiPad!!??

ipad,親子留学,イギリス,小学校出典:PIXTA *写真はイメージです

では教科書がなくてどのように授業を進めるのでしょうか。

私もとても不思議だったのですが、子ども達の話によると、基本的にはプリントを中心に授業が進められるようです。また、わからないことがあると、図書室の本や教室にあるiPad、パソコンでインターネットを使って調べたりすることを積極的に行っているようなのです。

入学当初、英語がわからない子ども達に、先生や同級生がiPadを用いて翻訳機能を使い、コミュニケーションをとったりしていました。

iPadを使っての授業には賛否両論あるものの、現在イギリス全土で少しずつの小学校で試験的に進められているようです。教科書という軸がない中で、工夫しながら授業をすすめていく先生方には本当に頭が下がります。。。

宿題はやっぱり音読から!

reading,親子留学,イギリス,小学校出典:PIXTA *写真はイメージです

イギリスでも毎日音読の宿題があります。音読カードに書くところも日本と同じ。ただ異なるのは、読む本が教科書ではなく学級文庫や学校の図書室から借りてきた好きな本を読むということ。

低学年のうちは、週に1回先生がその子のレベルに合わせて一緒に本を選んでくれます。他にはだいたい週末に国語と算数と単語の書き取りの宿題が出て、翌週の水曜日までに仕上げましょう、というのが基本の流れ。

プリントがでたり、調べ物をする宿題が多いですが、面白かったのは算数の宿題で「家にある本のサイズを3冊測り、一番大きいものを選びましょう。」というもの。我が家で一番大きな本は、夫の大学の教科書でした(笑)

学年末のテストにより、評価されるのは先生たち!?

teaching,親子留学,イギリス,小学校出典:PIXTA *写真はイメージです

日本のように学期末ごとに通知表が渡されることはないイギリスですが、年度末に生徒たちの学習到達度を測るテストが行われるようです。

そして、このテストによって評価されるのは、子どもではなくなんと先生たちだというのです。基準に達していない子ども達がいると、生徒の学力不足ではなく、先生の指導方法に問題がある、とされてしまうようなのです。

そのため、先生たちは必死でいろいろと工夫をこらし、子ども達の理解度を高めようと努力しているそうです。

まとめ

日本の小学校と異なるところがたくさんあるものの、算数と読み書きが基本、というのは共通なんだなあというのを実感しました。

また、イギリスの小学校では、全体的に「体験して学ぶ」というスタイルの授業が多いのも特徴です。例えば、社会の授業で実際に街の立体模型を作ってみたり、英語の授業で劇をしたり。

頭で考えるだけでなく、五感をフル活用して勉強する方法は、日本でもどんどん取り入れられたらいいですね。次回は子ども達の習い事事情についてリポートします。

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