ダメなものはダメ!
「今回だけだよ」は悪手
お買い物の最中に子供が「あれ買ってこれ買って!」と繰り返す様子は、スーパーマーケットでよく目にする光景です。
でも、自分がその当事者になると参ってしまいますよね。
「今日は買わないって言ったでしょ!」と手を取って先に進もうにも、商品棚に縋り付いて大声で泣き喚くなんてことも。
そんな時は周りのお客さんの目も気になるし、迷惑をかけたくないですよね。だからと言って、手っ取り早く泣き止ませるために「今日だけだからね」なんて買い与えてしまうのは上手いやり方ではありません。
大声で叱るのも考え物
「うるさい! 買わないって言ってるでしょ!!」
なんて大声で叱りつけたらどうなるでしょうか。泣き止むどころか、恐怖心もあいまってより一層泣き声を助長する結果になりかねませんね。
子供のわがままに対して、感情的になってはいけません。頭ごなしに否定するのではなく、きちんと対話をしましょう。
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理由を伝えよう
子供に言い聞かせるとき大事なのが、しっかりと「ダメ」の「理由」を伝えること。
「今日はお菓子を買いにきたわけじゃないでしょう? ご飯の食材の買い物だって○○ちゃんにも最初に伝えたよね」と、子供が納得するまで言い聞かせましょう。感情的になって叱りつけるのではなく、きちんと目を見てゆっくり話すのがコツです。
「あらかじめ」のお約束を!
子供に我慢ばかりを強いるのも可哀想ですよね。なので、一緒にお買い物に行くような場合には、
「最後まで良い子でいられたら、一つだけすきなお菓子買ってあげるね。そのかわり、途中でわがままは言わないこと。約束だよ」
というように、ご褒美を用意してあげるのも良いでしょう。
締めるところは締め、褒めるときは思いっきり褒めてあげることを忘れずに。
まずはお家から!
基準を明確に。
ずっと育児を続けていると、お母様も疲れが溜まってイライラしてしまうこともあるでしょう。そういうときはどうしても、強く叱りつけてしまいがちです。また、「いつもは何も言わないことでも、家にお客さんが来ているときだけ叱る」というようなこともあるかもしれません。
こんな風に時と場合によって対応が変わってしまうと、子供は意味がわからなくなってしまいます。子供に「お母さん、なぜか今日は怒ってる」と思われたら大変です。お母様の言葉がどんどん軽くなってしまいます。
何がダメで何が大丈夫か。そのラインをきちんと定め、理不尽に叱ることのないようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか。小さな子供は好奇心の塊。「ダメ」と言われてもやってみたくなるものです。無理やり抑えつけても、また同じことを繰り返してしまうでしょう。
子供の理解力や学習能力は思った以上に高いもの。きちんと真摯に話せば、どんなことでもきっと伝わります。
親子でたくさん会話して、明るく楽しい家庭を育んでいきましょう。
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