【1】 日本人がまたノーベル賞をとったんだって!
よくわからないけど、嬉しそうな子どもたち
出典:www.youtube.com東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が、今年のノーベル医学・生理学賞の受賞したというニュース。
日本人のノーベル賞受賞は3年連続の快挙。昨夜の夕食前にこれを知ったガマ兄は、しゃべり始めました。
ガマ兄 「また、日本人がノーベル賞を取ったらしいよ!25人目だって 」
ガマ母 「うん、すごいよね。大隅さんっていう人がもらったんでしょ?」
ガマ兄 「名前はわからないけど~。ヒゲがもじゃもじゃのおじいちゃんだよ」
ガマ母 「何十年もずーっと同じ研究してたらしいからね」
ガマ兄 「よっぽど勉強好きなんだね」
ガマ弟 「ねえママ、安倍首相が電話かけてたよ! オレも運動会でメダルもらったけど、電話こないよ」
コメントしにくいです。
ガマ兄 「ママー、ノーベル賞って何?」
ガマ母 「その年に、世界でいちばん研究をがんばった人がもらえる賞だよ。オリンピックの、勉強バージョンみたいな感じ」
ガマ兄 「へー!去年もじいちゃんだったよね! やるね、日本のじいちゃん」
上から目線なコメントです。
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【2】 何がすごいの?
大隅さんの功績を説明できる?

ガマ弟 「でも、なんでノーベル賞もらえたの?」
ガマ母 「うっ それは」
やっぱり来ました。
ガマ兄 「あ、ママわからないんだ」
説明できないので、検索してみました。
ガマ母 「えーっと、細胞の『オートファジー』っていうしくみをつきとめたんだって」
ガマ兄 「オートファジーって何?」
ガマ弟 「細胞ってなに?」
ガマ母 「えーっと、『オートファジー』は、自分を食べる、という意味。細胞が、無駄なたんぱく質を自分で判断して、役立つたんぱく質に変えるしくみを発見したらしいよ」
ガマ弟 「ママ、細胞は?」
ガマ母 「えっ、細胞はね・・・生き物の身体を作っているツブツブ。植物も食べ物も、ガマ弟もみんな細胞でできてるよ。ちっちゃいツブね。ツブなのに賢いよね」
科学者が聞いたら卒倒しそうな説明です。
ガマ兄 「ママ、全然わかんない」
ガマ母 「ママもよくわからない・・・」
ガマ母 「とにかく、パーキンソン病とか、これまで治らなかった病気が、大隅さんが頑張って研究したおかげで治るかもしれないんだよ」
ガマ兄 「へ~」
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【3】 ノーベル賞はどうやったら取れる?
「人がやらないことをやる」

ガマ兄 「オレも取れるかな~」
何でも自分ゴト化する彼のシミュレーションが始まりました。
ガマ母 「17才で受賞した人もいるから、不可能ではないね。マララさんっていうパキスタンの女の子」
ガマ兄 「高校生?すご」
ガマ母 「平和のために頑張りましたっていう賞をもらったんだよ」
ガマ兄 「さっき、ヒゲのおじちゃんが、『人がやらないことをやるのが大事』って言ってた」
ガマ母 「ちゃんと見てるね~」
ガマ弟 「ママも言うよね!人と違うことをやったほうが1番になれるよって」
ガマ母 「そうだね、それから、好きなことじゃないと続かないから、好きでさらに人がやらないことをやればいいね」
ガマ兄 「・・・・・・わかった!」
10秒ほど考え、ニッコリ笑顔で叫びました。
ガマ兄 「オレ、唐揚げの研究する! なんでこんなにおいしいのか、どうやったらもっとおいしくなるのか。毎日大学で唐揚げ作って、研究するよ!」
ガマ母 「え?」
ガマ兄 「毎日揚げて、唐揚げ博士になるよ!鯨で作るのがいちばんおいしいかもしれないし、バッタだっていいかもしれないし、味付けだっていろいろあるし!オレ、唐揚げも理科実験も好きだから、その謎をぜひ研究したい」
ガマ弟 「いいね!オレもやる」
ガマ母 「もし本当にそれでノーベル賞取れたら、今日のおかずの唐揚げに感謝だね・・・」
愛おしそうに唐揚げをほおばりながら言いました。
ガマ兄 「うん、オレ、唐揚げのためには頑張れる気がする」
ガマ母 「太るよ」
ガマ兄 「なんで?」
ガマ母 「油をいっぱい使ってる脂肪がつくから」
ガマ兄 「ずこーっ。じゃあ、ママの腹筋マシンで運動しながら研究しなきゃ!忙しいね!」
ガマ母 「・・・」
ノーベル賞談義は、夜遅くまで続きました。
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まとめ
「日本人、今年もノーベル賞受賞」のニュースを題材に、【ニュースについて聞かれたら】【親子で考える】ことについてブログ的に紹介しました。
最終的に、「毎日食べても太らない、栄養も全部取れる唐揚げを作れればいいんじゃないか」という研究テーマに落ち着いたガマ兄。
まずは週末、ガマ兄弟と一緒に、我が家最強においしい唐揚げ作りにチャレンジしようと思います。
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。