新生児の赤ちゃんはいつからおでかけできる?
赤ちゃんの負担がないように徐々に

生まれてから最初の1ヶ月間は赤ちゃんもママも体の機能を成長・修復するための期間なので、どのドクターもおでかけはすすめていないようです。
1ヶ月になるころに1ヵ月検診がありますので、検診で先生に診てもらってから外出をするのが一般的です。
おでかけする場合は、はじめは5~10分ほどからスタートし、徐々に慣れていくのがよいでしょう。
【1】新生児の外出
外出の時期は?

新生児は3時間ほどで寝て起きての繰り返し、おっぱいやミルクも頻繁でママが忙しさや寝不足であまりでかけるといった感じではないと思います。
またママの産後の肥立ちも悪くなってしまうため、最初の1ヶ月に関しては多くの専門家が外出を推奨していません。
生後1ヶ月になると産院で1ヶ月検診を受診することになるので、多くの赤ちゃんはそこで初めておでかけをすることになります。
ただ、突然のおでかけはママにも赤ちゃんにも負担になってしまいます。そこで、自宅で赤ちゃんがまだ見たことのないお部屋に連れていくことで、おでかけの予行練習になりますよ。
この頃の赤ちゃんはまだまだ体が外気に対応しにくいため、少しの変化で済むお家の中の別なお部屋に移動するだけでも大きな冒険です。
ただし、お部屋の中でも直射日光には当たらないように注意しましょう。
おでかけに持っていく物

1ヶ月検診は移動時間も含めると時間がかかりますので、それなりの準備をする必要があります。
この時期の赤ちゃんはおむつを頻繁に替えなくてはならないですし、おっぱいやミルクも頻繁にあげなくてはいけません。
また飲んだ後に吐き戻しなどもするため、様々な状況を想定するとたくさんの荷物を用意する必要があります。
【赤ちゃんとおでかけする際の基本的な持ち物】
・おむつ、おしり拭き、汚れたおむつを入れるビニール、おむつ替えシート
・授乳ケープ、哺乳瓶、粉ミルク、ミルク用のお湯や水
・バスタオルやおくるみ
・汚れを拭くためのガーゼ
・お着替え
・おもちゃ
・母子手帳
上記のたくさんの荷物を持って赤ちゃんを抱くのは新米ママにはとても大変なことです。
そこで便利なのが新生児から使える抱っこひも。
抱っこひもを使えば赤ちゃんを安定した状態で抱っこすることができますし、腕だけではなく肩や腰などに赤ちゃんの体重が分散するので、ママの負担も減りますよ。
【2】生後2ヶ月の赤ちゃんの外出
外出の時期は?場所は?

生後2ヶ月の赤ちゃんの首はまだまだすわっていないので、長時間の外出は避けた方が良いです。
人の少ない時間帯を狙って、スーパーや近くの公園といった場所に行くのがいいでしょう。
真夏と真冬は赤ちゃんにとっては家の中との温度差や日光の具合もあるため、その時期に合わせて過ごしやすい時間帯を見計らって外出する必要があります。
おでかけに持っていく物

家の近所ということで荷物も多くなくていいと思います。
ただ、この時期はまだおむつを替える間隔も短いので、1、2回分のおむつとおしりふきといったものは必ずカバンに入れて置きたいところですね。
またよだれや汚れを拭くのにちょっとしたガーゼのハンカチなども役立ちますよ。
【3】生後3ヶ月の赤ちゃんの外出
外出の時期は?場所は?

生後3ヶ月を過ぎるとだんだん抵抗力がつくと言われています。近所の外出を何度かして慣れてきたら、少し遠くにおでかけしてみましょう。
数駅離れたスーパーや公園、ショッピングモールなどもこの頃からでかけることができますよ。
まだまだ無理は禁物ですから、授乳や睡眠のサイクルを壊さないように子どもの様子を見ながら判断して外出しましょう。
また、気温差が激しいようでしたら時間を短めにすることをおすすめします。
様々なことに興味を持ち始める時期ですので、赤ちゃんを刺激できるようなお散歩もいいですね。
おでかけに持っていく物

この頃の赤ちゃんはおしゃぶりが増えてよだれの量が多くなってきます。
赤ちゃんとおでかけする際の基本的な持ち物に加えてスタイを少し多めに持って行くと安心です。
手も汚れやすくなりますから、ガーゼ以外にハンカチやタオルなどもあると便利ですよ。
【4】生後4ヶ月の赤ちゃんの外出
外出の時期は?場所は?

生後3カ月を過ぎて外出に慣れてきたら、徐々に様々な場所へのおでかけが解禁になっていきます。
昼夜の区別も徐々につき始め昼間に起きている時間が長くなってくる頃なので、昼間一緒におでかけすれば赤ちゃんの反応が見られて楽しいですね。
車でおでかけしたりと場所も時間も少しずつ広げていくことができますよ。
長時間のおでかけでも赤ちゃんが快適に過ごせるように、おでかけ先のおむつ替え施設や授乳施設の情報をチェックしてからでかけましょう。
おでかけに持っていく物

長時間外出をすると、どうしても授乳やおむつ交換の回数が増えます。
赤ちゃんとおでかけする際の基本的な持ち物の中でも、特におむつ、おしりふきや小分けされたミルクや哺乳瓶などはし長めのおでかけにも対応できるような準備が必要になっていきます。
途中で足りなくなると大変なものばかりですので、必要以上の量を念のために持っておくと安心です。
【5】生後5ヶ月の赤ちゃんの外出
外出の時期は?場所は?

赤ちゃんも生まれて5ヶ月もすると活発になってきます。手足を動かして自分の興味あるものに手を伸ばそうともします。活発な赤ちゃんに様々な刺激を与えるのには外出はもってこいです。
公園に行ってシートを引いて木陰で外を楽しむといったこともできるようになりますね。もちろん赤ちゃん用に虫刺され薬などを用意していきましょう。
ただ、昼間たくさんの刺激を受けると夜泣きがひどくなることもあります。
はじめは赤ちゃんの様子をみながら徐々におでかけ先を増やしていくと赤ちゃんにもパパママにも負担がありません。
おでかけに持っていく物

おむつやミルクなどの必需品はもちろんのこと、赤ちゃんが自分で遊ぶ用のお気に入りのおもちゃを持参で行きましょう。
まだおもちゃなどをうまくつかめず落としてしまうことも多いので、ベビーカーなどにつけることができるひもをおもちゃに付けておくと安心ですよ。
【6】生後6ヶ月の赤ちゃんの外出
外出の時期は?場所は?

お座りもしっかりと出来はじめるこの頃からは、ベビーカーを使って外を移動する数時間単位のおでかけが可能です。
赤ちゃんにも体力が付きはじめますから、赤ちゃんを連れてベビーカーでイベントのなどへの外出も一緒に楽しめるようになりますよ。
ベビーカーで長時間移動する際には日光が強い場合は日陰に入ることを心がけるようにするといいですね。もしくは日差しの強い10~14時ぐらいまでの時間帯を避けましょう。
寒い季節の場合は重ね着をさせたりブランケットをかけるなど防寒対策をしておきたいですね。
おでかけに持っていく物

生後6ヵ月になると授乳間隔もあいてくるので、水分補給用のマグを忘れないようにしましょう。
マグの中には常温の水や麦茶などをいれて、こまめに赤ちゃんにあげるのを忘れないようにしましょう。
また、外気は赤ちゃんに負担をかけますので、赤ちゃんの様子を見ておでかけ時間や場所を調整しましょう。
夏は汗をかいた時のタオルや着替えなど、冬は上着やブランケットなどを用意していけば半日外にいても慌てることはありませんね。
まとめ
慣れない赤ちゃんのお世話は大変ですが、赤ちゃんと一緒におでかけすると気分転換になりますよ。
最近では赤ちゃん用の設備が整った場所がたくさんありますので、事前に調べていけば快適におでかけできます。
大人のペースではなく、赤ちゃんの様子を見ながら徐々におでかけの時間や場所を増やしてみてくださいね。
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