目次
【イケメンで選ぶ海外ドラマ(1)】「THE MENTALIST(メンタリスト)」
鋭い観察眼と読心術で凶悪犯罪を華麗に解決するキング・オブ・タレ目

まずは全米を席巻したサスペンスドラマの名作「メンタリスト」をご紹介します。
CBI(カリフォルニア州捜査局)に捜査コンサルタントとして気ままに手を貸している主人公のパトリック・ジェーン。
「典型的なサイコパス」と評されるほどの奔放さと常識のなさでCBIチームを振り回しながらも、あっと驚くような手法で凶悪事件を解決に導きます。
無邪気な笑顔の奥に秘められているのは、相手のまばたきひとつから感情や動機を読みとる天才的な心理術テクニックと、インチキ霊能者として荒稼ぎしていたころにうかつなミスから殺人鬼に妻子を惨殺された凄惨な過去…。
基本的に一話完結のクライムドラマですが、全シーズンにまたがるジェーンの復讐劇からも目を離せません。
また突拍子もないジェーンの行動に目がいきがちですが、正統派クライムミステリの流れをくむ脚本には毎回うならされます。
聞かれてもいないのに書きますが、筆者はタレ目が大好物です。その上でサイモン・ベイカー演じるパトリック・ジェーンは海外ドラマ史上最高のタレ目だと言いきれます(※異論は認めます)。
日本ではいまいち人気最前線に立てなかった印象のある「メンタリスト」ですが、本国アメリカでは2008年に視聴者数ランキングであの「LOST」「24」を抜いたほどのモンスター番組。面白さは折り紙つきですので、ぜひ第1話でその魅力を確認してみてください。イエス、タレ目!
なお、こちらは本国アメリカで2015年にシーズン7で大団円を迎えていますので、途中でヤキモキすることなく結末まで楽しむことができますよ。
この記事に関連するリンクはこちら
【イケメンで選ぶ海外ドラマ(2)】「PERSON of INTEREST(パーソン・オブ・インタレスト 犯罪予知ユニット)」
心優しき元CIAエージェント(ドS)と天才億万長者コンビが悪事を未然に防ぐ

今日いたるところに張り巡らされている監視ビデオや、電話・ネットなどのシステムネットワーク。それらの無限の情報の海を集約し、未来に行われるであろう犯罪を事前に防ぐことができるなら…。
そんなアイデアを詰めこんだのがスターウォーズ最新作や「LOST」のJ.J.エイブラムス監督が放つ現代SFサスペンス「パーソン・オブ・インタレスト」です。
神のように万能な監視システム「マシン」の設計者である天才的コンピュータ科学者のフィンチ(写真左)は、政府がシステムをテロ予防のためだけに使い、個人の犯罪にかかわる情報を「無用」として切り捨てるのが許せません。そんな彼がひそかに犯罪予防プロジェクトのパートナーとして選んだのが、とある事情から身を隠していた元CIA工作員(イケメン・写真右)ジョン・リースです。
このドラマ、監視システムによる犯罪予知という現代的ガジェットを用いてはいますが、やっていることはほぼ必殺仕事人なんですよね。その実行者となるリースの「正義」とすべての潜在被害者を犯罪(多くは殺人)から救うことはできないという「現実」とのせめぎあい、またパートナーであるフィンチとの考え方の違いによる葛藤もこのドラマの見どころのひとつです。
かつて、非情な工作員に徹しきれなかったばかりに身を滅ぼした心優しいリースですが、悪徳警察官を聞くだに恐ろしいセリフで脅迫(調教?)し、スパイとしてこき使う姿はドSそのもの。そのギャップと、低くソフトな声で繰りだされる無慈悲な言葉の数々にうっとりしてしまうのは筆者だけではないはず…! めちゃくちゃ有能なくせに人としては不器用な愛すべきイケメンをぜひご堪能ください。
なおこちらは、2015年現在シーズン4までDVDが出ています。また、ご紹介した公式サイトからは、第1話が見られるサービスもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
この記事に関連するリンクはこちら
【イケメンで選ぶ海外ドラマ(3)】「The Walking Dead(ウォーキング・デッド)」
野生美男子の最高峰!全米ケーブルTV史上最高視聴率を誇るゾンビ・サバイバル

最初に申しあげておきますが、3時のおやつと同じくらいホラー映画が好きという筆者の個人的趣向でこのドラマを選んだわけでは、決してありません。
イケメンだのゾンビだのを除いても(いやゾンビは除けないんだけど)、いま全米でもっとも熱いドラマ最有力候補のひとつといってもいいほどの大人気作品なのが、この「ウォーキング・デッド」なんです。
ゾンビの大発生によって引き起こされたポスト・アポカリプス(人類の文明が滅んだあとの世界)を描いた作品ですが、ゾンビに浸食されたサバイバルな世界のなかで、とにかくホットでスリリングな人間ドラマを描きだすのがこちらのドラマの真骨頂。豪華製作陣によって、毎回が映画なみのクオリティと演出を保っていることも大きな人気を呼んでいる理由のひとつです。詳しい解説は避けますが、ゾンビ一人一人が輝いてる…!(いや人間も)
こちらのドラマでぜひとも注目していただきたいイケメンは、ノーマン・リーダス演じるダリル・ディクソン(画像中央)。最初は兄ちゃん一途のピュア外道として登場したダリルですが、幾多の苦難を仲間とのりこえるうちに、今ではグループ一頼れるメンバーに。
大型バイクを乗りこなし、ボウガンを自在にあやつるワイルドぶりにさすがのゾンビ女子(※筆者)もめろめろ。ゾンビ相手には無双するくせに(おそらくシリーズ中最強)、人間相手にはどこか隙がある野生イケメンに、登場シーンを巻き戻し再生必須!?
そんな「ウォーキング・デッド」は現在第6シーズンの真っ最中。この機会にぜひ第1話を見てみてはいかがでしょう。
この記事に関連するリンクはこちら
まとめ
いかがでしたか? 育児中のママはお疲れ気味。そんなママに足りないとため息、ありすぎても決して困らないもの…そう、それがイケメン成分(断言)。
どうせ面白いドラマを見るなら、画面にいい男が映っているほうが気分が盛り上がりますよね。誤解のないように繰り返しますが、上記の海外ドラマはそれぞれ異なった視聴者層に最高の評価を得ている名作ばかりです。
海外ドラマは、つまらなかったら(視聴率が悪ければ)あっという間に打ち切られてしまいますので、シーズンの長さは人気とクオリティの証明でもあります。どれも見だしたら止まらない中毒ドラマですので、くれぐれも寝不足にならないようご注意を!
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。