色遊びとは?
子どもの発達を色を使って!

子どもにとって、色々な色を見ることは、目で見る判断だけではなく、脳の刺激にもつながります。また、色々な色を用いながら遊ぶということは、芸術面でも創造豊かになり、色彩感覚を養うことができます。
色遊びとは、そうやって色を用いて子どもの目や脳を刺激する教育効果もある遊びで、その後の生活面でも役立つものですが、色を間違って認識していても、親はなかなか気づかないもの。
それを遊びの中で用いることによって、あれ?おかしくない?という、子どもの色盲(色覚異常)にも気付くことができる、大切な遊びとも言えるかもしれません。
具体的な色遊びのやり方をご紹介!
【1】色の足し算
遊び方

(1)基本の3色を用意する
基本の色となる、赤、青、黄の3色の色水を作ります。絵の具をペットボトルに垂らし、水を入れて中身がこぼれないように振って色水を作りましょう。
(2)色の足し算をゲーム感覚で!
用意した3色の色水を使って、色の足し算遊びのはじまりです。クイズ形式でいきましょう。
「緑を作るには、何色と何色を足したらいいでしょうか?」
「青と黄色を足したら何色になるでしょうか?」
このようにいろんなクイズを出しながら、実際に別の容器に色を足していきます。
そして、色のお勉強のラストには…
「全部の色を足したら何色になるでしょうか?」
というクイズをすべての色水で遊び終わった後、足してみてください。こんなにきれいな色なのに全部足してしまうと黒に!こういうのを子どもに直に見せてあげてみてください。
そしてまた、こういう色を混ぜあわせている機能が身近にあります。どこで活用されてるのかというと、お家にあるプリンターのインクです。
実際に見せ、6色ないし4色しかインクは入ってないのに、カラーで色んないろになって写真として目に見える映像として出て来る不思議を色遊びの時に合わせて子どもに教えてあげてみてあげてください。
【2】色の連想遊び
遊び方

色には色の持つイメージというのがあります。
わかりやすく例をあげると、春夏秋冬などの季節感のイメージとして、大まかに暖色系と言われる赤系統色、そして寒色系と言われる青系統の色。
この色のイメージに関して連想遊びという方法で、クレヨンで絵を描いたり、折り紙をしながらも学ぶことできます。
「冬の色はどれだ?」
「じゃあ、雪だるまの色は?」
このようにまず子どもの身近にあるものから質問をしてみます。まずは正解がどうこうにこだわらないようにするのがポイントです。子どもの色彩感覚を養う勉強にもなると思います。
それから、ママが色紙で丸を数枚作ってみてください。色の中に、その色に合う表情を描いてみましょう。
哀しい色、楽しい色、怒ってる色。
色んな表情を描きながら色のお勉強をすると、絵画コンクールなどに出す絵を描く時の参考にもなると思います。
【3】応用!染色遊び
(1)お花を染めてみよう

こちらは色遊びの応用です。切り花を染色する実験キットを使ってお花を染めてみましょう。
色遊びを通して勉強した色の知識を生かし、花の茎が茎から水分を吸収する力を使って、花びらの色を染めていきます。
好きな色の花を作ることができ、レインボーフラワーも可能です。夏休みの学校の課題として提出してもいいですし、プレゼントして相手を驚かせることもできますよ。
この商品の基本情報
商品情報
*参考価格:¥ 1,980
*メーカー:トリイ株式会社
*商品サイズ:4cm x 4cm x 1cm
*商品重量:0.1kg
*パッケージサイズ:18cm x 15cm x 4cm
*パッケージ重量:77g
まとめ
いかがでしたでしょうか?「勉強しなさい」「覚えなさい」と言われ、嫌々やってもなかなか覚えられないものですが、それが遊びの中でのことなら、自然と覚えてしまうのではないでしょうか?
そうやって覚えた色は、絵を描く時にも役立ちますし、世の中にある標識、また色の持つイメージを様々な所で活用できるかもしれませんね。
ぜひ、お子さんと一緒に遊びながら楽しく色の勉強をしてみてください。
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