室内での熱中症対策
①室内の風通しを良くする
出典:PIXTA*写真はイメージです湿度が高くムシムシする環境は、熱中症を起こしやすくします。
室内の窓を開ける時は、一方方向だけでなく風の通り道を作ってあげると、空気がこもりにくくなります。
室内の温度が28度以上になると、熱中症を起こす確率が高くなると言われているので、室温も時々チェックすると良いですね。
家の構造や間取などによっては、一方にしか窓がない場合もあるかもしれません。
適宜、扇風機を使うなど、空気を循環させると良いですよ。試してみてくださいね。
②こまめな水分補給をする
出典:PIXTA*写真はイメージです小さなお子さんは、大人の何倍も汗をかきます。
その分体内の水分も排出されていますから、室内にいても水分補給は忘れずに行いましょう。
遊びに夢中になっているとついつい忘れてしまうので、ママが時々声をかけてあげましょう。
基本的にはお水や麦茶などで十分ですが、時にはスポーツドリンクなども良いですね。
また、汗をかく時期は塩分も必要になりますから、ごはんの時にお味噌汁を出すなどの工夫をすると、適度に塩分が摂れるのでおすすめです。
③『湿度』を下げる
出典:PIXTA*写真はイメージです室温だけでなく、湿度も熱中症対策では重要です。室内の湿度を60~70%ぐらいに保つと快適に過ごせます。
室温と湿度が一緒に表示される温度計を、リビングなどに置いておくと便利なのでおすすめです。
窓を開けてもムシムシと感じるような日は、エアコンを使うのも一つの方法です。
ドライ機能で湿度を下げると良いですよ。なお、乾燥しすぎるのも体には良くありません。
温度・湿度管理が少し大変かも知れませんが、体調をうまく説明できないお子さんが快適に過ごせるように配慮してあげたいですね。
④涼しい服で過ごす
出典:PIXTA*写真はイメージです朝はまだ半袖は寒いから、と肌着に長袖、靴下とたくさん着せていませんか?
子どもは体温が高く、また運動量も多いので、大人にくらべて汗をかきやすいです。
まだ暑い・寒いと自分で説明したり服を調整することが難しい年齢のお子さんは、パパやママがこまめにチェックしてあげることが大切です。
うちの子も、私が汗をかいていなくても、子どもたちだけ汗びっしょりで部屋にいることがあります。
気温・室温が高くなる日中は、薄手の服に着替えるなど、工夫してあげてくださいね。
まとめ
熱中症は屋外だけでなく、室内でも多く発生しています。
体調の変化をうまく伝えられないお子さんがいるご家庭では、いつも以上に気を配って過ごしたい時期ですね。
ご紹介した4つの対策以外にも、栄養バランスの整った食事や十分な睡眠をとり、体力がつくよう心掛けてあげたいですね。
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