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【日本の3大造幣局ご紹介(1)】造幣局 本局・大阪|大阪府大阪市北区
桜の名所として愛されている大阪本局

独立行政法人造幣局の本局は大阪市北区天満にあります。
桜の名所としても有名で、桜の時期になると「造幣局の通り抜け」のニュースが報道され、大阪人たちの夜桜スポットとして長らく愛されている場所です。
関西在住のママとキッズなら、ニュースでおなじみかもしれませんね。
月~金曜日に行われる工場見学では、ガイドさんの案内で、工場内の硬貨が作られているところをガラス越しで見ることができます。
予約は希望日2ヶ月前から10日前までに電話で予約して、申込書を送付する方式です。公式HPの工場見学ページから申込書のダウンロードができるようになっています。
敷地内には、造幣博物館も併設されています。元は火力発電所だった建物で、明治44年築のレンガ造り。
造幣局内に残る、唯一のレンガづくりの建物を、外観をそのままに博物館として改修したもの。
2008年にリニューアルされて、「人に優しい博物館、環境に配慮した博物館、魅せる博物館」となりました。
こちらでは、江戸時代のお金に関する資料や、造幣局が開局された当時使われていた検査器具、帳簿などの展示が行われています。
日本のお金の歴史、造幣の歴史を物語る、とても貴重な資料がたくさんあり、中には前の東京オリンピック・長野冬季オリンピックのメダルも!
自由見学となっていて、3階建ての建物の中を、自由に見て回ることができます
【造幣局本局(大阪府)の基本情報】
・住所 : 大阪府大阪市北区天満1丁目1-79
・電話番号 : 06-6351-6150
・アクセス : JR東西線 大阪城北詰駅から480m
・見学可能日 :月~金
・見学時間 : 9:00~、10:00~、10:30~、13:00~、13:30~、14:30~のいずれか(所要時間1時間半)
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【日本の3大造幣局ご紹介(2)】造幣局の東京支局|東京都豊島区
都内の造幣局はココ!貴重な資料も満載

独立行政法人造幣局東京支局は、東京都豊島区池袋にあります。
都内や関東近県の方なら、こちらがオススメ!大阪本局と同じく、工場見学と、造幣博物館見学ができます。
予約方法は大阪と同じく希望日2ヶ月前~10日前に電話予約後、申込書送付。見学者が多いようで、予約不可の日があるようです。
公式サイト工場見学のページに掲載されていますので、申し込み前にチェックしましょう。
東京支局では、夏休み親子見学デーと題して、小中学生とその保護者を対象に、各日先着60名に限り、予約不要で工場内の見学をさせてもらえます。詳しくはHPで確認してみてくださいね。
東京造幣局内にも博物館があり、こちらも無料で見学できます。
古銭や試作され炊けれど流通することのなかった「幻の貨幣」など貴重な資料が展示されていて、その数は何と約1,000点!
特に、幻の金貨と呼ばれる昭和7年銘20円金貨は必見です!
【造幣局 東京支局の基本情報】
・住所 : 東京都豊島区東池袋4丁目42−1
・電話番号 : 03-3987-3153
・アクセス : 東京メトロ有楽町線 東池袋駅から350m
・見学可能日 :月~金
・見学時間 : 10:00~、14:00~のいずれか(所要時間1時間半)
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【日本の3大造幣局ご紹介(3)】造幣局の広島支局|広島県広島市佐伯区
桜のシーズンに賑わう「花のまわりみち」

独立行政法人造幣局広島支局は、広島市佐伯区五日市中央にあります。
こちらも花の名所として知られていて、「花のまわりみち」の愛称で親しまれており、4月上旬~下旬の、八重桜開花期にはたくさんの人で賑わいます。
申し込み方法は本局と同じく、見学希望日の2ヶ月から10日前までに電話予約後、申込書の送付が必要です。
広島支局には、造幣展示室という名前の資料館が併設されています。
こちらは、「五日市コイン通り」に面して建てられおり、古銭や造幣局で作られた貨幣などを展示しています。
【造幣局 広島支局の基本情報】
・住所 : 広島県広島市佐伯区五日市中央6丁目3−1
・電話番号 : 082-922-1597
・アクセス : JR山陽本線 五日市駅から1550m
・見学可能日 :月~金
・見学時間 : 9:30~、10:00~、13:30~、13:50~のいずれか(所要時間1時間半)
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【未就学~低学年向けWebコンテンツ】ぞうへいきょく探検隊
クイズやゲームで楽しく学ぶ

各造幣局の見学は就学児童以上という年齢制限があります。
また、低学年のお子さんたちには、お金に関する知識も少なくて、ただ見学に行っただけでは楽しめませんね。
そこで、造幣局では低年齢のお子様向けに、事前学習や貨幣に関する知識を分かりやすく説明するコンテンツも作っています。
公式サイトにある「ぞうへいきょく探検隊」では、貨幣に関する知識、クイズ、読み物などを配信していて、遊びながら楽しく学べるような工夫がされています。
漢字には読み仮名をふってあるので、低学年のお子さんでも楽しめます。
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まとめ
毎日、お財布の中でお目にかかるお金も、実は、専用の工場で作られているもののひとつ、と考えると、ちょっぴり不思議な感じがしますね。
造幣局なんて普段はなかなか見る機会のない場所ですから、思い立ったらスグ行動!で、ぜひ出かけてみましょう。
造幣局と一緒に、民間の金融資料館も一緒に見学すると、より、お金に関する認識が深まります。
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