10月のオリオン座流星群や11月のしし座&おうし座のW流星群と話題が豊富な秋冬の夜空!次のイベントは、冬の夜の風物詩でもあり、2014年12月14日(日)から15日(月)にかけて極大日を迎えるふたご座流星群です!今回は、このふたご座流星群を楽しんで観察するためのTIPSをご紹介します。
* 写真はイメージです
ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ年間の三大流星群にも数えられるほどポピュラーな流星群です。また、一晩で見られる流星の数も年間を通して最大な点も特徴です。なんでも観測のいい条件が重なると一晩で流星の数が500個を超えることもあるそうです。
気になる2014年は当日の天候条件にもよりますが、好条件という前提で1時間に30個ほどが見られると言われています。そのふたご座流星群のピークは、2014年12月14日(日)の21時頃が目安です。
観測の方角は、その時間帯によって異なります。例えば、ピークの21時頃だと東の空、深夜になると天頂付近、そして明け方には西の空へと移動していきます。
出典:http://weathernews.jp
流星の正体は、宇宙を漂う塵(ちり)です。塵の帯の中を地球が通過する際、地球の重力に引かれ、大気圏に突入する塵が出てきます。そして、この塵は大気圏突入時に、プラズマと呼ばれる状態になり、我々の目でも観測できるほどの明るさに発光し、流星となるのです。
出典:http://en.wikipedia.org/wiki/3200_PhaethonPhoto by: Marcoaliaslama "The movement of Asteroid (3200) Phaethon"
ふたご座流星群の発生源は、小惑星「ファエトン」の塵であると言われています。小惑星ファエトンが放出した塵が地球に降り注ぐとき、流星群となって、きらびやかな冬の天体ショーがはじまります。
出典:http://www.youtube.com/embed/b-nVsB6b3qI
2014年のふたご座流星群の出現のピークは12月14日(日)21時頃です。そのため、見頃は12月14日夜~15日未明にかけて。なお、今年は当日の月齢が22と新月の一歩手前の状態。夜半前以降は月明かりの影響で、流星群が見えにくくなってしまうため、観られる時間に制約があるといえます。あとは、観測に適した天候に恵まれるのを祈るばかりです。
出典:http://weathernews.jp/※ 12月14日(日) 21時頃のイメージ画像
ふたご座流星群の放射点(※放射点を中心に流星は放射状に流れます)を見つけるうえで起点となるのは、もちろん、ふたご座。ふたご座流星群自体は、12月7日(日)から12月17日(水)頃まで出現しますが、最も観測できる可能性が高いピークは12月14日(日)21時頃となっています。ただ、14日(日)の23時頃になると月が昇るため、観測時間は日没後から23時頃までがおすすめです。
いかがでしたでしょうか?ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ年間の三大流星群の1つに数えられています。2014年の今年は月明かりが気になる12月14日(日)の23時頃までがおすすめです。ぜひ、流星群を観る際はお月さまの光を凝視しないようにしておくと比較的観やすいと思います。
今年も最後の天体観測イベント!くれぐれも寒さ対策を十分に施してから流星群の天体ショーを満喫しましょうね!当日の天気が良いことを祈りましょう♪
見頃は12月14日21時頃!ふたご座流星群の方角と楽しみ方|2014
ふたご座流星群とは

ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ年間の三大流星群にも数えられるほどポピュラーな流星群です。また、一晩で見られる流星の数も年間を通して最大な点も特徴です。なんでも観測のいい条件が重なると一晩で流星の数が500個を超えることもあるそうです。
気になる2014年は当日の天候条件にもよりますが、好条件という前提で1時間に30個ほどが見られると言われています。そのふたご座流星群のピークは、2014年12月14日(日)の21時頃が目安です。
観測の方角は、その時間帯によって異なります。例えば、ピークの21時頃だと東の空、深夜になると天頂付近、そして明け方には西の空へと移動していきます。
どうして流星が見られるの?

流星の正体は、宇宙を漂う塵(ちり)です。塵の帯の中を地球が通過する際、地球の重力に引かれ、大気圏に突入する塵が出てきます。そして、この塵は大気圏突入時に、プラズマと呼ばれる状態になり、我々の目でも観測できるほどの明るさに発光し、流星となるのです。
ふたご座流星群の発生源とは?

ふたご座流星群の発生源は、小惑星「ファエトン」の塵であると言われています。小惑星ファエトンが放出した塵が地球に降り注ぐとき、流星群となって、きらびやかな冬の天体ショーがはじまります。
2014年の観測チャンスは12月14日(日)21頃がピーク!
出典:http://www.youtube.com/embed/b-nVsB6b3qI
2014年のふたご座流星群の出現のピークは12月14日(日)21時頃です。そのため、見頃は12月14日夜~15日未明にかけて。なお、今年は当日の月齢が22と新月の一歩手前の状態。夜半前以降は月明かりの影響で、流星群が見えにくくなってしまうため、観られる時間に制約があるといえます。あとは、観測に適した天候に恵まれるのを祈るばかりです。
ふたご座を起点に見つけよう!

ふたご座流星群の放射点(※放射点を中心に流星は放射状に流れます)を見つけるうえで起点となるのは、もちろん、ふたご座。ふたご座流星群自体は、12月7日(日)から12月17日(水)頃まで出現しますが、最も観測できる可能性が高いピークは12月14日(日)21時頃となっています。ただ、14日(日)の23時頃になると月が昇るため、観測時間は日没後から23時頃までがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ年間の三大流星群の1つに数えられています。2014年の今年は月明かりが気になる12月14日(日)の23時頃までがおすすめです。ぜひ、流星群を観る際はお月さまの光を凝視しないようにしておくと比較的観やすいと思います。
今年も最後の天体観測イベント!くれぐれも寒さ対策を十分に施してから流星群の天体ショーを満喫しましょうね!当日の天気が良いことを祈りましょう♪
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