星空

夏の夜、天体観測をしよう!

涼しい夜に、いつもと違うおでかけはいかがでしょうか。
満天の星空を眺めながら、宇宙の話をしてあげれば、
子供の好奇心は刺激されること間違いなし!
そこで今回は、天体観測で使える小話をお届けします!
夜のおでかけ、キラキラな星空、吸い込まれそうに大きい宇宙、
子供のワクワクが目に浮かびますね!

夏の大三角

夏の星座の大本命・・・だけどなかなか見つからない!?

初夏の北東の空、早い時刻から見え始める星が、こと座のベガです。
その左下に見えてくるのが、はくちょう座のデネブ、
そして、わし座のアルタイルが現れます。
3つの星はどれも白っぽい色の星で、結ぶと大きな二等辺三角形になります。
これが「夏の大三角」です。
北東の方角を見るという点に気を付けて、
明るくて白い3つの星が、夏の大三角です。

さそり座

さそり座
出典:http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Mars/9444/sasori.htm
夏を代表する星座として、さそり座があります。
南の低い空に、どく針をあげるように輝いており、
中心に目立っている赤い色の星がアンタレスです。

2014年に肉眼で見られる流星群の予定!

流れ星こそ星空のロマンですね

今年も流星群がやってきます!
足元用の懐中電灯とシートを持って、灯りの少ない公園に出かけましょう!
虫よけグッズもお忘れなく。
ここで、今年の流星群情報をまとめて紹介しておきますね。
 ・8/12-13 ペルセウス座流星群
 ・10/21-23 オリオン座流星群
 ・11/17~18 しし座流星群
 ・12/14-15 ふたご座流星群
ちなみに3大流星群と呼ばれているのは
「ペルセウス座流星群」
「ふたご座流星群」
「しぶんぎ座流星群」
の3つです。
夏休みの自由研究に、まずはペルセウス流星群を見に行きましょう!

願い事がかなう?流れ星の秘密

願い事がかなう、ということで知られる流れ星ですが、
「消えるまでに3回、心の中で願い事を言う」という厳しい条件がありますよね。
実は、このエピソードには裏があります。
「ほんの短い間に3回も言えるほど、繰返し繰返し心の中で常に願っていれば、
その願いはきっと叶いますよ」
こんなステキな教訓が含まれているのです!!
大切なのは、いつでもどこでも、願いを持ち続けていることなんですね。

"天文学的"な規模の大きさ

光の速さで5万年!?

夜空に見える星は、とても遠くで輝いていますね。
"天文学的に大きな数字"を子供に理解させるのは難しいことですが、
話してあげて損はありません。
ここでは、天文学的な数字にまつわる小ネタを紹介します。

光年ってなに?

   ある星が、地球からどれだけ離れているかを表すときに、
   「光年」という単位を使います。
   1光年は「光の速さで移動して1年かかる距離」ということ。
   これは子供には難しいですよね。
   見方を変えると分かりやすいかもしれません。
   「今見ている光は、何万年も前に出発して今届いた光なんだよ」

星の数は全部でいくつ?

   太陽系が属する銀河に2000億個、宇宙には1000億の銀河があるといわれています。
   星の総数はその掛け算。
   まさに天文学的な数ですね。
   日本から肉眼で見える星は約4300個ですから、
   こちらはずっと想像しやすい数ですね。

ブラックホールはなぜ黒い?

   ブラックホールは、もの凄く重力が大きい星です。
   もの凄く重力が大きいので、光でさえ出てこられないので、
   ブラックホールは黒く見える(=見えない)のですね。
筆者はブラックホールの話を10人の6歳児に話したことがありますが、
2人くらいは目をキラキラさせて、身を乗り出して聞いていましたよ!
試しに話してみてはいかがでしょうか?
スケールの大きな世界を空想する力は、
子供の想像力を広げてくれます。
天体観測におでかけして、宇宙の話をしてみてはいかがでしょうか?

まとめ


いかがでしたか?
50年後、100年後の未来をつくるのは今の子供たちですから、
スケールの大きな夢を持ってもらいたいですよね!
星を眺めながら、普段はできない話ができたら、それもまた素敵なことです。
ぜひ行ってみてくださいね!

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