いびがわの祭り『ありがとう花火』
地元の人に愛されるお祭り

春日局が生まれたとされる、岐阜県揖斐川町では、揖斐川の安全祈願と、川の恵みに感謝して「いびかわの祭り」で花火が打ち上げられます。
「いびかわの祭り」は、揖斐川町に古くから伝わる「かっぱ伝説」と明治期に発生した水害からの復興を祈願したお祭りに由来する歴史あるお祭りです。
事前に募集する、川の恵みや感謝の気持ちや願い事を書いたメッセージシールを花火に貼り付けて打ち上げられることから『ありがとう花火』と呼ばれています。
揖斐川の河川敷で毎年8月の初旬に開催(2015年は8月8日)され、約6500発の花火が打ち上げられますが、当日は約5万人の人が訪れ、かなり混雑します。
会場は電車だと、養老鉄道終点揖斐駅から徒歩20分。電車は本数も少なく、最寄り駅から会場までけっこう歩くので、車での来場をおすすめします。
「大垣西I.C.」より、国道21号→国道417号を経由して約30分程度です。駐車場は無料で1000台まで停めることができます。
約6500発の花火!

花火は19時半から20時半の1時間、約6500発打ち上がります。
河川敷で鑑賞する方がほとんどですが、お祭り会場が打ち上げ場所から近い為、離れていてもかなり大きく見ることができます。
花火の音は、体の底に響き渡るような大きい音ですから、小さいお子さんだとびっくりしてしまうこともあるでしょう。
そんな時は、少し離れたところから見るのがおすすめです。
花火が始まると、会場はますます混雑するので、離れた場所で椅子など用意してゆっくり見ている方もたくさんいました。
会場はかなり広くけっこう歩くので、小さな子ども連れの方はベビーカーや抱っこ紐があると便利ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
比較的近くで行われる長良川の3万発の花火大会にはかないませんが、花火に「ありがとう」の気持ちがこもっていて、地元の温かさが感じられるお祭りです。
花火は、近くで鑑賞できる分、かなりの迫力があり、6500発でもじゅうぶんに楽しむことができるのでおすすめですよ。
ぜひ一度足を運んでみてくださいね。
この記事に関連するリンクはこちら
・表示価格は、改正前の消費税率で掲載されている場合があります。ご了承ください。