【子育て絵日記4コママンガ】つるちゃんの里帰り|（118）この子は大切に育てなさい

本日も、子育て絵日記4コママンガをお送りします！
私たち姉妹には、自分たちが赤ちゃんの頃から長年お世話になってきた小児科の先生がいます。
ぜひ息子のつるちゃんに会ってもらいたい！と思い、久しぶりに先生に会いに行くことにしました。

※私、hitomiは2014年5月に里帰り出産しており、現在は妊娠・出産・その後の育児を振り返るかたちで、妹megumiと2人でこのマンガを描いています。

118　この子は大切に育てなさい（0歳2ヶ月頃）

里帰り中につるちゃんが予防接種でお世話になった小児科医院があるのですが、その小児科医院は、私とメグ叔母ちゃんが赤ちゃんの頃からお世話になっていた病院でした。

現在は二代目の息子さんが跡を継いでおり、私たちがお世話になった先生はご隠居生活を送っておられたのですが、最近入院されたと聞いて、つるちゃんも連れてお見舞いに行くことにしました。

久しぶりにお会いした先生は、以前より少し痩せておられましたが、もともと赤ちゃんや子供が大好きだったので、つるちゃんの訪問を本当に喜んでくださいました。

そして帰り際、息子のつるちゃんを抱っこして、こう言ってくださいました。

「この子は立派になるから、大切に育てなさい」と。

長年お世話になった先生から、励ましの言葉をいただいて、“よ〜し、頑張ってこの子を立派に育てよう！”と思ったのでした。

帰宅してその日の出来事を母に話すと、なんと30数年前、赤ちゃんの私を連れて小児科を訪れた若かりし頃の母も、全く同じ言葉をかけられたとのこと。
（そして、メグミの時は、特に何にも言われなかったそうです…。残念…（泣））
「大切に育てなさいというのは、たとえ赤ちゃんでも、いろんなことを観察していて、人の言葉もちゃんと分かっているから、そのことを忘れないでちゃんと育てなさいという意味もあると思うよ」とうちの母。
なるほど。そういう解釈の仕方もあるかもね。

何十年も地域の赤ちゃんや子ども達を見守ってくださった小児科の先生。
「この子は立派になるから、大切に育てなさい」という先生の言葉で、どれだけ沢山のお母さん達が励まされてきたことだろう。
30数年の時を経て、若き日の母と同じように先生からこの言葉をかけていただけたことが、本当に本当に嬉しかった。
先生、いつまでもお元気でいてくださいね。またつるちゃんを連れて先生に会いに行きます！

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