妊娠線の原因は2つあります

妊娠線ができるメカニズムの表,妊娠,線,出典:www.skincare-univ.com

妊娠線のできる原因は大きく分けると2つあります。まずは皮膚の急激な伸び。妊娠中は体重も増加し、ヒップやバスト、そしてお腹も大きくなります。

皮膚の表面は一緒に伸びることができますが、その下にある真皮や皮下組織の一部であるコラーゲン、弾性線維は急激な伸びについていけません。そのためコラーゲンや弾性線維に断裂が起こり、赤紫色の線状斑が現われるのです。

もうひとつの原因はステロイドホルモンの影響です。妊娠中はコルチコステロイドというホルモンの分泌が増加しますが、このホルモンには肌の弾力を失わせる働きがあります。

皮膚は通常、ターンオーバーという新陳代謝を通して日々生まれ変わっています。しかしこのホルモンが活性化する影響で、ターンオーバーの働きが抑制され、コラーゲンの生成も抑えられてしまうのです。

ターンオーバーが抑制された肌は次第に弾力を失い、肌そのものが弱くなってしまうため、妊娠中はいつも以上に皮膚組織の断裂が起こりやすくなってしまっているのです。

お手入れ方法と気をつけるポイント

近年は妊娠線についての情報も多くなり、多くの妊婦さんが積極的にお手入れをするようになったため、妊娠線が現われなかったという妊婦さんも少なくありません。

効果的な予防方法としては、まずは体重のコントロールがあげられます。あまり急激に体重を増やしてしまうと、真皮の伸びは追いつきにくくなるので、お医者様からの体重指導に従うことが妊娠線の予防につながります。

そして肌の弾力を保つにはやはり保湿ケアが重要です。専用のクリームやオイル、美容液などで保湿をしながら潤いを与えることで、妊娠中でも肌をハリのある柔らかい状態をキープすることができます。

妊娠線のケアはお腹が大きくなり始めるころからスタートさせたほうがいいのですが、臨月に入っても忘れずにケアを続けましょう。出産前の一週間は妊娠線が最もできやすく、特に自分では見えないお腹の下側にできてしまう人が多いようです。

しっかりケアしていたはずの妊娠線が、出産後に現われた!ということがないように、最後までケアをおこたらず、下側などの見えにくいところのお手入れもしっかり行ないましょう。

※掲載内容や連絡先等は、現在と異なる場合があります。