【1】わが家に合った塾選びの方法~受験するかしないかは大きな選択~

【1-1】わが家に合った塾選び。塾の種類は大きく分けて3種類。

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小学生が通う塾には、大きく分けて3種類の塾があります。

受験用の進学塾、苦手分野の克服や授業のフォローのための補習塾、そして、それぞれの希望に合わせた指導を行う個別指導塾の3種類です。

最近では、この3つの塾のカテゴリー分けが必ずしも明確ではありません。以前は受験用の進学塾は受験に特化していたのですが、多様化する生徒に合わせるため、受験用の進学塾、それに付随した個別指導教室、添削通信教育など様々な形態を展開しています。

焦ってあれもこれも、と手を広げすぎてしまうと時間的にも精神的にも、また経済的にも大きな負担となりますので、注意が必要です。

【1-2】わが家に合った塾選び。受験用の進学塾とは?

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中学受験をターゲットとした、受験用の進学塾は最近の中学受験ブームもあり、数も増えています。

大体、小学校の3年生ごろから通い始める子が多く、入塾テストを受けないと入れないところも多いです。塾の内部で学力別、または志望校別のクラス編成がなされていることも多く、5,6年生になると志望校別の対策が行われたりします。6年生になると平日週3日の通塾に加え、週末のテストや特別授業なども入ってくるので、他の習い事と両立させることが難しくなることも。

授業時間は長く、夜の遅い時間になることも多いので、多くの塾では塾の休み時間にお弁当を持参して、いわゆる塾弁を食べるお子さんもいます。

一口に進学塾と言っても、塾を選ぶ上で間違えてはいけない点があります。それは、私立の学校をメインで受験するのか、それとも公立校をメインにするのか、です。近年では公立の中高一貫校の人気が上がっており、塾もそれに対する対策を行っている学校と行っていない学校が出てきています。同じ中学受験と言っても、公立の中高一貫校は記述式の回答が多く、特別の対策が必要になってくるので注意が必要です。

塾を選ぶ上では、やはり、受験の実績などが大切になってきます。実績を見る上では単なる合格者数ではなく、母数が分かるとほかの塾と比較しやすいですね。また、講師の質が高い塾を選ぶのは大事なことです。教え方についても、根気よく生徒に付き合ってくれる塾、家庭学習を重視している塾、宿題が多い少ない塾と様々です。体験授業をやっている塾も多いですので、一度体験してから決めるのも良いでしょう。

【1-3】わが家に合った塾選び。補習塾とは?

補習塾は、学校の学習をフォローしたり、学習自体を楽しみながら習慣づけるための塾です。

学校の授業の不得意分野をフォローしたり、少し先取りした学習をして、学校の授業がスムーズに受けられるようにしていきます。また、学習自体が苦手、というお子さんに対しては、勉強は面白いものだよとアピールするような授業内容を工夫したりして、学習に対する意欲を上げていったり、ということも。

比較的低学年のうちは、こうした補習塾に通わせ、高学年になるタイミングで受験用の塾に切り替えていく親御さんもあります。

こうした補習塾は、地元の塾の中で評判が良いところを選ぶのが良いようです。学校の授業のしかたなどを熟知したうえで、その授業に対する対策を練ってくれるからです。

年上のお子さんを持つ保護者の方から情報を得るのも良い方法だと思われます。また、こうした塾の中には、個性的な指導のしかたをする塾もありますので、見学は欠かせません。いくら評判の良い塾であっても、子どもにとってなじめない場所であれば、長く通うことはできなくなってしまいます。

【1-4】わが家に合った塾選び。個別指導塾とは?

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近年、爆発的にその数を増やしているのが個別指導塾です。こちらは生徒の適性に応じて、授業や苦手分野のフォローを行ったうえで、受験の希望があれば、それに沿った指導を行うところが多いようです。

最近の小学生は塾以外の習い事に打ち込んでいる場合も多く、そうした習い事の両立や、保護者の都合に合わせて塾の予定を組めるのが魅力です。

保護者とのコミュニケーションも取りやすく、マイペースなお子さんや集団授業が苦手なお子さんにはこういったタイプの個別指導もあっているようです。

最近では、中学受験を目的とした塾が個別指導教室を開いている場合も多くあります。試しに挙げてみますと、SAPIXはプリバート、日能研はユリウスと別の名称となっていますが、個別指導教室があります。また、栄光ゼミナールも個別指導のコースを持っています。こうした個別指導教室は、進学塾の内容をフォローする為に通っているお子さんも多いので、単独での受講を希望する場合には、入塾する際にその旨を伝えたほうが良いかもしれません。

【2】わが家に合った塾選び。気を付けるべき点とは?

【2-1】わが家に合った塾選び。無理のない通塾方法、通塾距離であること。

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塾は一度行き始めると、長い間通う場所になります。

中学受験の有名塾では、校舎の大きい場所の方が良い講師が集まっているとか、競争相手もハイレベル、といった理由で、自宅から遠い距離の塾を選ぶことがあります。しかし、学年が進むにつれ、塾の時間は長くなり、終わる時間も遅くなります。

送り迎えが続くかどうか、また、年下の兄弟姉妹はどうするか、通塾路は安全なのか、もしも災害などが起こった場合に迎えに行けるかどうかなど、様々な面から、通塾方法と通塾の距離を考慮する必要があります。

通塾を決めた場合でも、子どもの足でどのくらいの通塾時間がかかるのか、最寄り駅までの塾スタッフによる送迎があるかどうか、などもしっかり確認するようにしましょう。

【2-2】わが家に合った塾選び。経済的負担も考慮しよう

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塾選びの中でも、受講料は大きな問題になります。

例えば、低学年のうちは抑えられた受講料だとしても、学年が上がるにつれて、授業時間も増え、受講料も上がっていきます。また、受験用の塾になると、基本料金は安く抑えられていたとしても、志望校別の講座や季節の講習などは別料金となっていることも。

どうしても行かせたい、という場合には保護者の側で通常の授業のみで、講習は受けない、と決めるなどある程度の線引きが必要です。

まとめ

わが家に合った塾選び、いかがでしたか? 子どもに合った塾を選ぶのは、塾の良しあしだけでなく、家と塾の距離や受講料など、様々な問題が絡んできます。お子さんとご家族の負担が、受容できるものかどうか、よく家族で話し合って決めていきたいものですね。

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