皆さんは「美術館」と聞くと、いったいどのような展示を思い浮かべますか?いわれてみると、絵に彫刻に…あとはどんなものがあるか、なかなか思いつかないということもあるかと思います。
 
実は愛知県内には、さまざまな個性あふれる美術館があり、まさかこういうものを専門に取り扱った美術館があるなんて…とそのコンセプトに驚かされることがあります。今回はそういった珍しい展示物に親子で出会うことができる、愛知県内の個性派美術館をご紹介いたします。
 
愛知県美術館のイメージ画像*写真はイメージです
 
 

【1】高浜市やきものの里 かわら美術館


日本唯一の瓦専門美術館で天野喜孝展開催!


愛知県かわら美術館の画像出典:http://www.takahama-kawara-museum.com/info/access.html
 
 
愛知県高浜市といえば焼き物、特に『瓦』の町で、名鉄高浜港駅を降りると目の前には巨大な「鬼瓦」の姿が見えます。そこかしこに瓦や土管など焼き物に関するオブジェがあふれている、そんな高浜の町を象徴する美術館が「高浜市やきものの里かわら美術館」です。
 
瓦を専門に取り扱った美術館というとなんと日本で唯一ここしかないのだそうです。さらに現在は特別展として「天野喜孝展 想像を超えた世界」を開催中。天野喜孝といえば、アニメ「ガッチャマン」にゲーム「ファイナルファンタジー」のキャラデザインなど、世代を超えたビッグタイトルを手掛けた人物です。
 
過去に手掛けたアニメのセル画や絵画、さらには自ら絵付けした陶器などが展示されており、大人にとっては昔懐かしく、子どもにとってはとても新鮮な内容となっています。期間は5月24日(日)までです。
 
 

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高浜市やきものの里 かわら美術館


 

天野喜孝展について


 
 

【2】書の美術館 春日井市道風記念館


書聖・小野道風に因む書専門の希少な美術館


愛知県美術館の画像出典:http://www.city.kasugai.lg.jp/event/004278.html
 
 
紫式部が手掛けた日本最古の小説、源氏物語にも書の達人としてうたわれる小野道風。書の神様とも呼ばれる彼は、京の都で多く活躍したといわれていますが、出身は愛知県のここ春日井市だというのです。
 
小野道風生誕の地として、小野道風の功績と書の魅力とを後世に伝えるべく作られたのが「書の美術館 春日井市道風記念館」です。書道というと、家や学校で字をきれいにするために習わされたことがある、という方も多いかもしれません。
 
単に字を美しく見せる以上に人の心に訴えかける書の世界がここにはあります。意外となじみがあるようでその魅力を知らない書道のこと、親子でもっと知るためにおでかけしてみてはいかがですか?
 
 

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書の美術館 春日井市道風記念館


 
 

【3】豊田市 和紙のふるさと


展示と体験で知る小原工芸和紙の魅力


愛知県美術館春日井市道風記念館の画像出典:http://www.washinofurusato.jp/kogeikan/
 
 
愛知県の豊田市小原地域には、室町時代のころから紙漉きの技術が伝わったとされ、現在では小原和紙といえば「小原和紙工芸」のことを示すというほどに発展しました。小原和紙工芸とは和紙原料の楮(コウゾ)を染色し、それを絵具代わりに模様を漉き込んでいく美術工芸品です。
 
小原の自然に囲まれた和紙展示館では、移り行く季節の美しさとともに、全国各地の和紙標本と個性豊かな和紙工芸品の展示を楽しむことができます。和紙工芸館では、実際にうちわなどの工芸品の製作体験を通じて和紙工芸の素晴らしさを体感することができます。
 
体験だけでなく本格的に小原和紙工芸を身に着けたいという人たちのための小原和紙工芸講座も定期開催しています。オリジナルの小原和紙工芸品づくりを親子で楽しく学ぶことができる美術館です。
 
 

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豊田市 和紙のふるさと


 
 

【4】かみや美術館 南吉の家


新見南吉の世界を体感する田園風景の美術館


愛知県美術館南吉の家の画像出典:http://www.kamiya-muse.or.jp/newpage3.html
 
 
新見南吉といえば、「ごんぎつね」など教科書にもたびたび登場する、愛知県半田市ゆかりの童話作家です。半田市の「かみや美術館」では日本を代表する芸術家たちの作品と、そんな新見南吉の物語の世界を体感することのできる美術館なんです。
 
こちらは本館が「かみや美術館」となっており、展示品の多くは創立者の神谷幸之氏が収集したもの。2015年4月12日(日)から8月23日(日)まで企画展「北村民次 油絵・ガラス展」を開催します。
 
分館の「南吉の家」は、南吉が幼少時に養子に出された母の実家を買い取り、美術館としたものです。南吉のこの家での生活が、のちに「ごんぎつね」や「牛をつないだ椿の木」などの文学作品の誕生へとつながったといいます。
 
名作が生まれたその舞台裏はいったいどうなっていたのか、南吉の当時の生活を通じて親子で調べてみてはいかがでしょうか。
 
 

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かみや美術館 南吉の家


 
 

まとめ


いかがでしたか?今回は、愛知県のちょっと変わった美術館として、県内各地の個性あふれるコンセプトの美術館をご紹介いたしました。ひとくちに美術館といっても、その美術館が存在する土地の特色にちなんだものや、展示品に関する体験ができるもの、様々な楽しみ方のできる場所がいっぱいだと思います。
 
さらには季節ごとの特別展示などを含めると、一度足を運んだだけでは感じきれない魅力にあふれていて、なんども親子で訪ねてみたいという気持ちになれるのではないかと思います。
 
 

今回、ご紹介したスポットの詳細はこちら


【1】高浜市やきものの里かわら美術館


 

【1-2】天野喜孝展について



 

【2】書の美術館 春日井市道風記念館


 

【3】豊田市 和紙のふるさと


 

【4】かみや美術館 南吉の家


 
 

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